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脳・神経・筋肉の検査


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脳・神経・筋肉の検査にはさまざまなものがあります。
ここでは代表的な検査とその注意事項をご紹介します。

脳波検査

脳波は大脳皮質に生じる電位変動を頭皮上から記録したもので、大脳の機能変化をとらえるものです。てんかんの診断、脳腫瘍、脳血管障害における脳機能評価、意識障害の鑑別診断、脳死判定などに利用されます。

検査時間

1時間程度で痛みはありません。

注意事項

  • トイレは検査前に済ませてください。
  • 検査の途中で眠れると良いので、普段より少なめに睡眠を取ってください。
    昼寝をしないでお越しください。
  • 自然睡眠が困難な方の場合は検査予約30分前に依頼科処置室に立ち寄って睡眠導入剤を飲んできてください。
  • 食事は普通に摂ってください。
  • 検査時間が長いため、赤ちゃんの場合、ミルクやオムツの用意をしてきてください。
  • 頭、顔に電極をつけますので髪型は簡単にしてきてください。頭髪は清潔にし、整髪料などはつけないでください。
  • タオル、くし、化粧直し用品等を用意していただくと便利です。

大脳誘発電位検査

感覚器や末梢神経を刺激し、一定の時間後に神経系に発生する電気的反応をとらえることで、各種の感覚伝導路の病変を見出そうとする検査です。現在、当院では、体性感覚誘発電位、聴性誘発電位(聴性脳幹反応)、視覚誘発電位などを実施しています。また、体性感覚誘発電位は少し痛みを伴います。

検査時間

検査の種類や患者さんの状況で異なりますが、おおよそ40分から1時間ほどかかります。

注意事項

  • 服装は肘や膝を出しやすい服装でお越しください。
  • 乳幼児は睡眠時に検査しますので、検査予約30分前に依頼科処置室に立ち寄って睡眠導入剤を飲んできてください。

神経伝導検査

末梢神経を電気刺激して誘発される筋反応あるいは、感覚神経活動電位から、末梢神経の機能を知ることができます。

検査時間

30分~60分です。

注意事項

服装は肘や膝を出しやすい服装でお越しください。(ワンピースやストッキングの着用はご遠慮下さい)