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核医学検査部門



核医学検査は、目的の臓器に応じた放射性医薬品(RI)を体内に投与して行います。
骨・脳・心臓・腫瘍・腎臓・甲状腺・肺などの検査が行われています。投与された放射性医薬品が、目的の臓器や組織に集まったところで、そこから放出される放射線(ガンマ線)をガンマカメラにて体外から検出して画像化します。


ガンマカメラを体の周りに回転させて撮像するSPECT(Single Photon Emission CT)画像によって、CTやMRIと同様な断層像を得ることも可能です。
CT検査やMRI検査は、臓器の形態等の異常を調べるのに対して、核医学検査では、臓器や組織の形態だけでなく、機能や代謝状態などを表すことが出来ます。
平成24年4月より、SPECT装置とCT装置が一体化したSPECT-CT装置が導入され、SPECT画像とCT画像の重ね合わせ(Fusion)が容易に得られるようになり、正確な診断が可能となりました。
放射性医薬品を用いた治療にも取り組んでいます。
複数の骨に癌が転移し、その痛みが従来の鎮痛薬や放射線治療で鎮静効果が得られない患者さんに対し、放射性薬品を用いた痛みの緩和治療や、低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫およびマントル細胞リンパ腫に対するRI標識抗体療法も行っています。

稼働している装置

SPECT-CT Symbia Intevo(SIEMENS)

SPECT-CT Bright View X with XCT(PHILIPS)