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CT検査部門



CT検査は、人体透過後のX線情報からコンピュータ処理によって身体の断面を撮影する検査です。身体のあらゆる部位の内部構造を画像化することが可能となり、体内の様々な病巣を発見することができます。
当院では診断用として3台のCT装置が稼働しています。SIEMENS社製の2管球CT2台に加え、令和4年には東海地方初となるPhoton counting検出器を備えたCTが導入され、患者さんには負担の少ない短時間で検査を受けていただくことができます。
2管球 CT装置は一つの装置内にX線を発生させるX線管球が二つ備えられており、従来の装置と比べて動きに強い撮影が可能であり、精密な画像情報の提供を行っております。また、2つの管球それぞれで異なるエネルギーを用いた撮影を行うことで、従来の単純な形態情報だけではなく、付加情報として組織分別・解析や描出、金属に起因するアーチファクトの低減、画像上での石灰化や骨の除去などが可能となりました。
Photon counting検出器を持つCTにおいては、従来よりも薄いスライスでの画像の取得や全検査スペクトラルデータの取得が可能であり、心臓や頭頚部の血管検査などにおいても精密でより情報量の多いCT画像を提供することが可能です。

Photon counting CT (SIEMENS)

2管球 CT(SIEMENS)

2管球 CT (SIEMENS)

稼働している装置
・NAEOTOM Alpha (SIEMENS)
・SOMATOM Force (SIEMENS)
・SOMATOM Definition Flash (SIEMENS)
当院では、地域医療機関とのCT検査機器の共同利用を行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。