手術
手術治療
手術治療は、薬物療法や放射線治療と並ぶ、がん治療の三本柱のひとつです。
手術では、がんや、がんのある臓器を「大きな塊」として切除します。薬物療法や放射線治療よりも強力に、多数のがん細胞を一気に摘出できます。
手術する部位を直接見てがんを取り除く方法(開腹手術や開胸手術など)と、手術する部位を腹腔鏡や胸腔鏡で見ながらがんを取り除く方法(腹腔鏡下手術や胸腔鏡下手術、ロボット支援下手術など)があります。現在は、腹腔鏡や胸腔鏡、ロボット支援下手術を始めとした体の負担の少ない先進手術を積極的に行っています。
また、手術の前後や手術中に、放射線治療や薬物療法などが行われることもあり、これを集学的治療といい、患者さんに合わせ、手術治療、放射線治療、薬物治療をそれぞれ単独、あるいは組み合わせて行います。
手術では、がんや、がんのある臓器を「大きな塊」として切除します。薬物療法や放射線治療よりも強力に、多数のがん細胞を一気に摘出できます。
手術する部位を直接見てがんを取り除く方法(開腹手術や開胸手術など)と、手術する部位を腹腔鏡や胸腔鏡で見ながらがんを取り除く方法(腹腔鏡下手術や胸腔鏡下手術、ロボット支援下手術など)があります。現在は、腹腔鏡や胸腔鏡、ロボット支援下手術を始めとした体の負担の少ない先進手術を積極的に行っています。
また、手術の前後や手術中に、放射線治療や薬物療法などが行われることもあり、これを集学的治療といい、患者さんに合わせ、手術治療、放射線治療、薬物治療をそれぞれ単独、あるいは組み合わせて行います。
手術実績
当院では、下記のとおりがん手術を行いました。
2023年
がん名 | 件 数 | 術 式 | 手術人数 |
肺がん | 26 | 胸腔鏡 | 26 |
乳がん | 35 | ||
食道がん | 7 | 開腹 | 5 |
腹腔鏡 | 1 | ||
内視鏡手術 | 1 | ||
胃がん | 90 | 開腹 | 2 |
腹腔鏡 | 13 | ||
ロボット支援下 | 24 | ||
内視鏡手術 | 51 | ||
粘膜下層剥離離(ESD) | |||
大腸がん | 182 | 開腹 | 11 |
腹腔鏡 | 24 | ||
ロボット支援下 | 93 | ||
内視鏡 | 54 | ||
肝がん | 7 | 開腹 | 2 |
腹腔鏡 | 5 | ||
胆道がん | 6 | ||
膵がん | 9 | 開腹 | 6 |
腹腔鏡 | 3 | ||
子宮体がん | 3 | 開腹 | 1 |
腹腔鏡 | 2 | ||
子宮頸がん | 1 | 開腹 | 1 |
精巣がん | 7 | ||
卵巣がん | 8 | 開腹 | 8 |
腎がん | 14 | 開腹 | 3 |
ロボット支援下 | 11 | ||
尿管がん | 9 | ロボット支援下 | 9 |
前立腺がん | 10 | ロボット支援下 | 10 |
膀胱がん | 109 | 尿道膀胱鏡 | 108 |
ロボット支援下 | 1 |
2022年
がん名 | 件 数 | 術 式 | 手術人数 |
肺がん | 30 | 開胸 | 4 |
胸腔鏡 | 26 | ||
乳がん | 39 | ||
胃がん | 81 | 開腹 | 3 |
腹腔鏡 | 29 | ||
ロボット支援下 | 10 | ||
内視鏡手術 | 39 | ||
粘膜下層剥離離(ESD) | |||
大腸がん | 186 | 開腹 | 6 |
腹腔鏡 | 80 | ||
ロボット支援下 | 32 | ||
内視鏡 | 68 | ||
肝がん | 21 | 開腹 | 11 |
腹腔鏡 | 10 | ||
胆道がん | 8 | ||
膵がん | 3 | 開腹 | 1 |
腹腔鏡 | 2 | ||
腎がん | 17 | 開腹 | 2 |
腹腔鏡 | 13 | ||
ロボット支援下 | 2 | ||
前立腺がん | 32 | 腹腔鏡 | 2 |
ロボット支援下 | 30 | ||
膀胱がん | 109 | 尿道膀胱鏡 | 105 |
腹腔鏡 | 1 | ||
ロボット支援下 | 3 |
肺がん こちら(呼吸器外科)をご覧ください。
乳がん こちら(乳腺・内分泌外科)をご覧ください。
胃がん 大腸がん 肝がん 膵がん 胆道がん こちら(消化器外科)・こちら(消化器内科)をご覧ください。
腎がん 前立腺がん 膀胱がん 精巣がん 尿管がん こちら(泌尿器科)をご覧ください。
子宮体がん 子宮頸がん 卵巣がん こちら(産婦人科)をご覧ください。
※2023年9月より婦人科腫瘍専門医が着任し、婦人科悪性腫瘍の治療が可能となりました。
乳がん こちら(乳腺・内分泌外科)をご覧ください。
胃がん 大腸がん 肝がん 膵がん 胆道がん こちら(消化器外科)・こちら(消化器内科)をご覧ください。
腎がん 前立腺がん 膀胱がん 精巣がん 尿管がん こちら(泌尿器科)をご覧ください。
子宮体がん 子宮頸がん 卵巣がん こちら(産婦人科)をご覧ください。
※2023年9月より婦人科腫瘍専門医が着任し、婦人科悪性腫瘍の治療が可能となりました。
ロボット支援下手術
ロボット支援下による手術は、数か所の小さな切開部から手術を行うため、開腹(胸)手術や内視鏡手術に比べ、傷口が小さく、出血量や痛み、合併症も少なくなっています。傷口が小さいため術後の回復が早く、早期の退院、早期の社会復帰が可能となり、特に働き盛り世代が早期に社会復帰ができることは、社会全体にとってもメリットが大きいと言えます。