グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



診療科・部門

消化器外科・一般外科


診療科のご案内

当院外科は、消化器外科、呼吸器外科、乳腺・内分泌外科とその他の一般外科を担当しています。

特長

外科全体でチーム医療の実践に取り組んでいます。
術後疼痛の緩和に対しては、麻酔科医や手術室看護師、病棟看護師、薬剤師の協力を得て、術後の疼痛や苦痛を軽減し安心で安楽な入院生活ができるように努めています。
また、人工肛門が必要となった時は、外科医および皮膚科医師と人工肛門に熟練した看護師とともに対応し、不安なく退院できるようサポートしています。
さらにさまざまながんに伴う精神的な苦痛や肉体的な苦痛のある患者に対しては、緩和ケアチームが対処しています。緩和ケアチームは疼痛専門の医師を中心とし、外科医と精神科医、看護師、薬剤師などから構成され、多角的なサポートを実践しています。
市民の皆様の医療に貢献できるようワンチームとなって、今後も精進し邁進していく所存です。

主な疾患・治療法

消化器外科

消化器外科領域では近年、腹腔鏡下手術を積極的に取り組んでいます。対象疾患は多岐にわたります。良性疾患である胆石症、鼠径ヘルニア、脾臓の疾患、悪性疾患である胃癌や大腸癌(直腸癌を含む)、食道癌などです。さらに緊急手術が必要な急性虫垂炎や急性胆のう炎、腸閉塞、腹膜炎に対しても腹腔鏡下手術で対応しています。これらの緊急手術に対応するため、外科医だけでなく麻酔科医や手術室の看護師スタッフの協力を得て、24 時間体制を敷いています。腹腔鏡下手術の適応は、疾患とその治療法を十分に患者に説明し、理解を得たのちに決定しています。
さらに 2021年秋からロボット手術(ダヴィンチ)が導入されます。ロボット手術は3Dで拡大される視野のもと、関節機能があり、より繊細な操作を行うことができます。また人間の手で起こってしまう手振れが補正され、より正確な操作ができるようになります。手術をさらに進化させ、安全で確実に臓器機能を温存ができ、がんをより正確に切除する事が出来ると期待できます。ロボット手術の経験豊富な医師の指導の下、胃癌と直腸癌の手術から開始していきます。合わせて、当教室は鼠径ヘルニアの分野において、学会活動をはじめ日本の医学界をリードしてきたと自負しております。当科にもその技術と経験は受け継がれています。今後はヘルニアセンターの立ち上げを計画し、将来のロボット手術に備えていきます。
また、食道あるいは肝胆膵領域をそれぞれの外科専門医を中心に治療を行っております。消化器内科/放射線科と密に連携し、手術のみならず化学放射線治療を含めた集学的治療を行い、ステント挿入/バイパス手術などの緩和的治療も行っております。大腸癌の肝転移を含む肝臓の悪性腫瘍や膵癌、胆道系の悪性腫瘍(胆のう癌、胆管癌)に対する手術にも積極的に取り組んでいきます。膵癌や胆道系の癌は臓器周囲に重要な血管が存在し、これらに癌が浸潤し巻き込んでしまうことも多いのですが、合併切除することで病巣が取りきれると判断した場合、心臓血管外科の協力も得て切除再建の方針を取っていきます。

呼吸器外科

呼吸器外科領域では肺癌をはじめとする肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍、気胸、膿胸、胸部外傷など、胸に関する様々な疾患を扱います。肺腫瘍においては、約3cmの皮膚切開と3ヶ所の小孔を用いた完全胸腔鏡下手術を行っています。この術式は、従来の標準開胸手術に比して術後の疼痛や体力の消耗を少なくできるため、回復・社会復帰が早くなります。常に患者さんやご家族の希望に沿い、満足していただける治療を心がけています。

乳腺・内分泌外科

乳腺内分泌外科領域では、乳腺、甲状腺、副甲状腺疾患およびそれにまつわる脇の下(腋窩)のリンパ節や頚部リンパ節に対する診療を行っています。
乳腺疾患としては自覚症状があるときや、検診で異常を指摘された際の精密検査を行い、乳がんの診断から初発時治療(手術、薬物療法)から再発治療まで対応しております。外来・病棟看護師はもちろんのこと、放射線診断科・治療科、病理診断科、化学療法室、薬剤科をはじめとした院内の各部署とチーム医療で診療にあたっています。
甲状腺、副甲状腺についても腫瘍(しこり)やホルモンの異常について検査や治療に対応しております。

診療実績・研究業績

  1. ホーム
  2.  >  診療科・部門
  3.  >  消化器外科・一般外科