感染症センター
センターのご案内
現在二類感染症を受け持つ第二種感染症指定医療機関、エイズ拠点病院に指定されています。
特長
当院の歴史は明治23年愛知県より伝染病隔離病舎を引き継いだことからはじまり、以来長年名古屋地区の隔離病棟を管理しています。10症の陰圧個室病床を有しています。2009年の新型インフルエンザ(H1N1)、2020年のCOVID-19に対して名古屋市の初動病院として多くの患者さんの治療にあたりました。
主な疾患・治療法
近年高齢者の結核患者さんが増加しています。当院では結核の疑いのある患者さんは陰圧個室病床に入院していただきますが、結核病床がないため診断がついた時点で結核病床をもつ東名古屋病院、大同病院、陶生病院へご紹介させていただいています。
研究実績等
当センター長 伊東教授が参加する研究班が
『免疫不全者におけるCOVID-19の臨床対応指針案』を取りまとめました(令和6年9月20日公開)
感染症学分野の伊東直哉教授を含むAMED 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業の研究班(長期ウイルス排出COVID-19患者の臨床的・ウイルス学的・免疫学的特徴解明と臨床対応指針案の作成、研究代表者 鈴木忠樹)において、研究で得られた知見とともに2024年5月までのエビデンスを整理し、研究班には所属していない外部専門家の査読を経て「免疫不全者におけるCOVID-19の臨床対応指針案」として取りまとめました。詳細については下記国立感染症研究所のwebページからご覧いただけます。
国立感染症研究所ホームページへ
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