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眼科


日常生活において我々は多くの情報を視覚により得ています。生活の質を維持するために眼を守ることが重要です。まぶたや眼のあらゆる症状や、白内障や緑内障をはじめとした眼の病気に関してご相談ください。疾病の早期発見と早期治療に注力し、地域の先生方と協力してより良いQOV(Quality of Vision:視覚の質)を目指します。
また、視力低下や視野障害は全身の病気とも関係することがあります。他診療科や名古屋市立大学病院眼科と連携し患者本位の高度かつ安全な眼科医療を提供してまいります。

代表的な診療技術

  1. 視力検査、屈折検査、眼圧測定
  2. 細隙灯顕微鏡検査
  3. 視野検査(ハンフリー静的視野検査)
  4. 網膜断層撮影(OCT:光干渉断層撮影)
  5. 光干渉断層血管撮影装置 (OCTA:造影剤不使用の網膜血管撮影)
  6. 光学式眼軸長測定 (IOLマスター:眼軸長測定)
  7. 中心フリッカー値測定

主な対象疾患

1. 結膜炎/角膜炎

主に細菌やウイルスによる感染で、結膜や角膜に充血や痛み、めやになどの症状が出ます。点眼や軟膏による治療が必要です。アレルギーや膠原病など原因が非感染性の場合もあります。

2. 白内障

加齢により起こる水晶体の濁りで、視力低下やまぶしさの症状が出ます。視力が低下し日常生活に不具合を生じるようになれば手術適応となります。手術により人工のレンズを挿入することで症状の改善が得られます。

3. 緑内障

視神経や視野に異常をきたす疾患です。多くの場合、初期では自覚症状はありません。時間をかけて進行して中心部の視野が欠けてしまうと視力が低下します。早期の診断と治療開始が重要です。一方で、急性緑内障発作と呼ばれる病態では、眼圧が急激に高くなるので、眼痛、頭痛、吐き気、充血、霧視などの症状がでます。このようなときには緊急の治療が必要です。

4. 網膜硝子体疾患(網膜剥離、加齢黄斑変性症、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症など)

正確な診断と、病気に応じた適切な治療が必要になります。各疾患に関しては名市大アイセンターをご覧ください。

5. 小児の眼位、視力異常、色覚異常など

多岐にわたる小児の眼のトラブルに対して対応しています。特に、近視・弱視に関するご相談、検査、治療を多く扱っています。3歳児健診、就学時健診での異常指摘はもちろんのこと、少しでも気になる症状があればお気軽にご相談ください。
当院には小児の眼科検査に慣れた視能訓練士が常に在籍し、お子さんに寄り添った検査、診療を行っています。子育て中のママさんスタッフも多く、通いやすい雰囲気づくりを目指しています。

小児の近視抑制に関するご案内

低濃度アトロピン点眼治療を始めました

お子さまの近視進行を適切に管理することは、将来の目の健康を守る上で非常に重要です。当院では、低濃度アトロピン点眼液を使用した近視抑制治療を行っています。この治療は、専門的な診察と判断に基づき、安全性と有効性を確認した上で実施されます。

主な特徴

  • 対象:近視が認められる6歳から12歳のお子さま(対象外の方は応相談)
  • 目的:近視の進行を緩やかにし、視力の悪化を抑えることを目指します
  • 治療内容:低濃度のアトロピン点眼液を継続的に使用
  • 安全性:専門医が定期的に経過を確認

診察の流れ

  1. 初回診察:眼科専門医による詳しい診察と治療のご説明
  2. 治療開始:治療適応が認められた場合、点眼治療を開始
  3. 定期フォローアップ:治療経過を確認しながら継続

お問い合わせ・ご予約

治療に関するご相談は、当院眼科外来までお気軽にお問い合わせください。

TEL:052-892-1331(代表)
お問合せ時間:9:00~12:00
お問合せ先:眼科外来
Email:gr-ganka@med.nagoya-cu.ac.jp

注意事項

※この治療は全ての患者さまに適用されるものではありません。診察により適応が判断されます。
※効果には個人差があります。詳細は医師にご相談ください。

地域医療機関の先生へ

地域の先生方との連携を最重要課題としています。 頭部 (眼窩部を含む) / 眼球の画像精査をはじめ、他診療科との連携で全身的精査を行います。 名市大病院とも連携し、 専門的な医療を適切に提供したいと考えております。ご紹介いただいた患者さんの病状が安定した際には診療経過をご提供させていただき、ご紹介元に再紹介させていただきます。 お気軽にご相談いただけると幸いです。



インターンシップ・病院説明会・施設見学