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消化器・一般外科


 2023年4月より、 名古屋市立大学医学部附属みどり市民病院として、 消化器・一般外科も生まれ変わりました。
 消化器外科の関係する疾患は範囲が広く、消化器腫瘍性疾患では胃がん、大腸がんを中心とした悪性疾患を、 良性疾患では胆石胆嚢炎、 鼡径ヘルニア(脱腸)、 虫垂炎、 痔核などが対象となります。 また、 一般外科として外傷にも対応致します。
 消化器外科の分野では、低侵襲治療である腹腔鏡手術が手術の主流になりつつありますが、 当科においても腹腔鏡手術を中心に治療を提供していきます。悪性疾患では手術に加えて化学療法、放射線療法なども活用し、集学的な治療を提供してまいります。 名古屋市立大学病院との連携も活用して治療選択を行っていきます。

代表的な疾患と治療方法

1. 胃がん
早期胃がんでは、 内視鏡的に粘膜切除を行うことが可能な場合は消化器内科で施行いたします。 早期胃がんで内視鏡的粘膜切除の適応外の場合や進行がんでは、外科的に切除が必要となります。 当科では、 腹腔鏡手術を積極的に取り入れて患者さんの負担軽減に努めて参ります。

2. 大腸がん
大腸がんにおいても、 内視鏡的に粘膜切除が可能な場合は消化器内科で施行いたします。 内視鏡的粘膜切除の適応外の場合や進行がんでは、外科的に切除が必要となりますが、 胃がんと同様に、 腹腔鏡手術を第 1 選択として縮小手術に取り組みます。 大学病院化に伴いICG(インドシアニングリーン) 蛍光法が可能な腹腔鏡が導入されました。腸管の血流がリアルタイムに目で見えるようになり、 縫合不全などの合併症低下が期待されます。

3. 胆石胆嚢炎
原則として、外科治療(胆嚢切除) が必要となります。 胆嚢切除においても腹腔鏡手術を第1選択として行います。

4. 鼡径ヘルニア(脱腸)
外科治療が必要です。 腹腔鏡手術にてヘルニア部分 (腹壁の弱くなっている部分)にメッシュ (網目状の人工補強物)を用いて補強します。 腹腔鏡手術であれば、左右両側にヘルニアがあっても同じ傷で治療が可能です。

地域医療機関の先生へ

 様々な消化器外科疾患に対応するため、 当科では消化器外科専門医を取得している常勤医に加え、 大学病院化に伴い名古屋市立大学病院との連携も活用して、患者さんにとってベストな治療を提供致します。
 大学附属病院として最新のエビデンスに基づいた高度医療の提供を行うとともに、地域の拠点病院として患者さんと気軽にコミュニケーションが図れることを最重要課題として診療に従事してまいります。



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