救急科
左:市立大学 診療科部長
笹野 寛
右:市立大学 診療科部長
服部 友紀
令和5年4月より当院は名古屋市立大学医学部の附属病院として2次救急医療の運用を開始しております。救急科では、各診療科と連携し、専門的診療が適切に開始されるまでの初期診療を担っています。名古屋市立大学病院救命救急センターと密な協力体制を敷いて、平日の日勤帯は名古屋市立大学の救急科医師が診療を行います。緑区を中心とした名古屋市南部地域の皆様に安心していただけるような救急医療を提供していきます。
代表的な診療技術/主な対象疾患
名古屋市立大学病院では、令和7年度より、 高齢化に伴う市内の救急搬送の増加、南海トラフ地震など災害発生時の災害医療活動、 救急科専門医不足に対する人材育成に対応するため、 「名古屋市立大学病院救急・災害医療センター(仮称)」の開棟を予定しております。 これに先駆け当科では、 特に、 外傷 (転倒、 交通事故、労災事故など)で受傷された患者さんの積極的受け入れや、医学部附属病院の役割として救急科専門医養成のための教育体制を取っていきます。当科運用開始初期の外傷医療体制としては、 特に整形外科外傷領域に力を入れ、四肢の骨折 (開放骨折含む)
全般に加え、血管損傷・神経損傷・腱損傷に対して、 顕微鏡を使用したマイクロサージャリー技術を用いた修復術も行っています。また、切断指に対してマイクロサージャリーを用いて直径1mm以下の血管や神経を吻合する再接着術や、皮膚軟部組織欠損に対して陰圧閉鎖療法や皮膚移植術、挫滅損傷や組織欠損に対する遊離組織移植などを行うことも可能です。
全般に加え、血管損傷・神経損傷・腱損傷に対して、 顕微鏡を使用したマイクロサージャリー技術を用いた修復術も行っています。また、切断指に対してマイクロサージャリーを用いて直径1mm以下の血管や神経を吻合する再接着術や、皮膚軟部組織欠損に対して陰圧閉鎖療法や皮膚移植術、挫滅損傷や組織欠損に対する遊離組織移植などを行うことも可能です。
地域医療機関の先生へ
患者さんやそのご家族、近隣医療機関の先生方、救急隊の方々などからご意見を頂きながら、より良い救急科へと成長していきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。