精神科

精神科は、患者さんに対するこころのケアを主に担当しております。体の病気に伴い、多くの方が、気持ちのつらさや眠れないなどの症状を経験されます。また、ご高齢の方は、体の病気に伴い、「せん妄」という注意力や集中力が低下し、一見認知症にみえるような精神状態になられることがあります。私たちは、体とこころの関係をよく知る専門医として、入院中の患者さんの体の状態とこころの状態をよく把握した上で、患者さんの主治医や病棟の看護師など多職種で協力して、みなさまのこころのケアに当たります。
当院では、常勤の精神科医が不在であり、非常勤医が入院中の患者さんの診療に専念させていただくために、外来での診療はしておりませんのでご注意ください。

ページ内目次

代表的な診療技術
主な対象疾患
地域医療機関の先生へ

外来担当医表

担当医師

代表的な診療技術

1. 薬物療法

患者さんの症状に応じて、適切な薬物療法を行います。患者さんの体の状態を把握したうえで、不安、落ち込み、不眠などに加えて、せん妄による症状を改善します。

2. 精神療法

患者さんが抱えている悩みや気持ちのつらさに応じて、専門家として耳を傾け、改善方法を一緒に考えます。

3. その他の治療

専門性の高い精神療法、電気けいれん療法や反復経頭蓋磁気刺激療法などがありますが、これらの必要と判断される場合は、名古屋市立大学病院や地域の連携する病院・診療所にご紹介します。

主な対象疾患

気持ちのつらさに関連する状態や疾患	不安や落ち込み・不眠・適応障害・うつ病・パニック障害など
入院前からお持ちの精神疾患	うつ病・パニック障害・統合失調症・躁うつ病など
体の病気に伴って出現する疾患	せん妄など

地域医療機関の先生へ

当院では、常勤の精神科医は不在です。そのため、精神疾患に対する外来・入院診療は行っておりません。身体疾患で入院中の患者さんの精神的なサポートが中心となりますので、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。