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リハビリテーション部


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リハビリテーション部では、さまざまな障害を持った方がその障害に負けず、元気でクオリティの高い生活に前進できるよう支援いたします。
医師8名、理学療法士13名、作業療法士4名、言語聴覚士3名の専門スタッフ、他の診療科の医師、看護師とも連携し、充実したリハビリテーションサービスが提供できるよう努力しております。

診療の内容

当部は市立大学病院の中央部門に属し、リハビリテーション専門医の診察・処方に基づき理学療法、作業療法および言語聴覚療法を実施しています。

リハビリテーション治療の対象となる疾患

当院で入院治療を受けている急性期の脳梗塞、脳出血等の脳血管障害、股関節や膝関節などの整形外科疾患の手術前および手術後、その他神経疾患、筋疾患、呼吸器疾患、摂食、嚥下障害のある疾患等です。

理学療法

理学療法とは

理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。
「理学療法士及び作業療法士法」第2条には「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。(日本理学療法士協会)

理学療法の内容

1.運動療法
徒手または種々の器機を用いて運動を行うことにより、機能の改善や安静等による二次的な障害の予防と回復を図ります。

種類:関節可動域訓練、筋力強化、歩行訓練、バランス改善運動、基本動作訓練、その他

2.日常生活動作訓練
家庭生活で必要となる基本的な動作を獲得するための運動を行い、起き上がる、座る、立ち上がる、トイレ等に移乗する、入浴動作、歩行等の動作の獲得を目指します。

3.物理療法
物理的なエネルギー(温熱や電気など)を応用して、痛みの緩和や循環の改善を図ります。

対象となる方

対象となる疾患は、当院で入院治療を受けている小児から高齢者までの急性期の脳梗塞や脳出血等の脳血管障害、股関節や膝関節などの整形外科疾患の手術前後、そのほか神経疾患、筋疾患、呼吸器疾患、心臓疾患、摂食・嚥下障害、がん等です。

作業療法

作業療法とは

1.身体機能
筋力強化や関節の運動、手指の細かい動作の練習などを行い、身体機能が良くなるように運動をしていきます。

2.高次脳機能
生活に必要な注意力や記憶などの検査や練習を行います。
また、認知症にかかわる検査や余暇活動の提案も行います。

3.日常生活動作
身の回りの自立を目指して、食事、整容、更衣、トイレ、移動動作などの練習をします。また、住宅環境の整備や自助具などの相談も行います。

対象となる方

脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)、神経難病(パーキンソン病、脊髄小脳変性症など)、整形外科疾患(脊椎疾患、リウマチ、肩腱板損傷、手の外科など)、がんなど

言語聴覚療法

言語聴覚療法とは

言語聴覚療法は、脳血管疾患などにより声・発音・ことば・飲み込みに問題が生じた方の検査・評価を実施し、必要に応じて訓練・指導・助言を行い、より良いコミュニケーションが可能になるようお手伝いをすることを目的としています。

言語聴覚療法の内容

1 言語訓練
  • 失語症:脳血管疾患などにより言葉が出にくい、話せない、字が書けない、言われたことが理解できない、読んでも理解できないなどの症状を検査・評価し、その方に必要な訓練を行います。また、患者さんとのより良いコミュニケーションの方法をご家族に指導します。
  • 構音障害:脳血管疾患などにより呂律が回りにくくなった方に、舌や唇を動かし、言葉をわかりやすく話す訓練や指導を行います。
  • 音声障害:かすれ声やがらがら声になった方へ、より良い声の出し方を指導し訓練を行います。
2. 摂食・嚥下訓練
食事の時に咳が出る、食べ物がのどに詰まる、飲み込んだものが口や鼻から出てしまうなど、飲み込みにくい方や飲み込めない方の検査・評価を行い、必要に応じて訓練を行います。また、飲み込みやすい食べ物の形、飲み込み方などの指導を行います。

外来担当者一覧