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感染制御室



感染制御室は名古屋市立大学病院の院内感染対策を制御する中央部門として2009年に医療安全組織から独立部門化されました。現在は医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師と多職種で構成されたメンバーで活動しており、それぞれの職種の専門性を活かしながら感染対策チーム(Infection Control Team;ICT)の核として院内感染防止に努めています。

基本理念

  • 患者さんやご家族、職員、委託職員、学生など病院に関わるすべての人々を院内感染から守るための効果的な予防および管理を実践します。
  • 手指衛生をはじめとする感染予防策の実践や、抗菌薬の適正使用を推進できるよう、医療従事者全員に指導・教育を徹底します。
  • 最新情報に基づいて現行の感染対策を常に検証し改善していきます。

感染対策活動について

感染対策は、患者さんならびに職員の安全を確保することを基本軸として、問題発生の防止や解決に向けての総合的、組織横断的な対応が求められる重要な任務です。
院内感染が発生した場合の迅速な対応のみならず、院内感染拡大の兆候をいち早く察知するための監視、感染症診療や感染予防対策、耐性菌対策などの指導、院内感染防止のための職員教育など、継続的な活動が重要です。
職員全員が感染対策を実施し、患者さんに安全でより良い医療を受けていただけるよう、感染制御室は院内・院外の関連部署と連携しながら活動しています。

主な活動内容

感染症サーベイランス

  • 感染症発生の確認、感染経路の把握
  • 院内環境の汚染状況、保菌者の把握
  • 病院疫学情報の把握

コンサルテーション

  • 感染症診療に関する相談
  • 抗菌薬使用に関する相談
  • 感染対策に関する相談

感染拡大防止対策、予防策、職員衛生管理

  • アウトブレイク対策
  • 院内感染発生防止対策
  • 針刺し・切創による血液・粘膜曝露対策
  • ワクチン接種

院内ラウンド(巡視)

  • 院内環境ラウンド
  • 感染症ラウンド
  • 耐性菌ラウンド
  • 抗菌薬適正使用ラウンド

感染対策委員会、感染対策チームの運営

マニュアルの作成・改定・整備

教育・啓発活動

  • 講演会/講習会(院内、招聘)
  • 院外講演会/講習会
  • 多施設共同研究
  • 学術集会発表

院外ネットワークの構築

  • 他施設、地域医療との連携
  • 行政機関との協議会
  • 院外からの相談窓口