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消化器内科


 消化器内科は食道、胃、大腸、胆道、膵臓、肝臓の良性疾患、炎症性疾患、悪性疾患の診断及び治療を行う診療科です。特に内視鏡を用いた診断と治療に力を注いでおり、早期胃癌や早期大腸癌に対する内視鏡的粘膜剥離術(ESD)や膵・胆道腫瘍や消化管粘膜下腫瘍に対する超音波内視鏡下腫瘍生検(EUS-TA)を施行しております。下部消化管内視鏡検査ではAI内視鏡を導入し、精度の高い内視鏡検査を提供しています。また高齢者に多くみられる胆道結石や胆道腫瘍による閉塞性黄疸や胆管炎に対する内視鏡的胆道ドレナージも行っております。これらの胆道ドレナージや内視鏡的止血術を必要とする救急疾患に対しても対応可能です。さらに悪性腫瘍に対する化学療法ならびに炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)に対し、最新のガイドラインに基づいた専門的診療を行っています。
 2025年度の実績としては、上部内視鏡1441件、下部内視鏡896件、大腸ポリープ切除術339件、ESD9件、胆膵内視鏡(ERCP、EUS)120件を施行しております。
 また2025年3月、2階内視鏡室の改修が行われ、前処置室、内視鏡検査室、鎮静内視鏡検査後のリカバリー室が整備され、最新の経鼻内視鏡を3本備えることにより、リラックスできる環境で、苦痛の少ない検査や治療をより多くの方に受けて頂くことが可能となっております。

苦痛の少ない内視鏡で安心の検査・治療を行います

消化器内科の医師

消化器内科では内視鏡を用いた検査・治療を中心とした診療を行っております。細径の経鼻内視鏡を用いた苦痛の少ない胃カメラ検査、AI内視鏡による精度の高い検査、拡大機能が付いた内視鏡による精密検査を行っております。これらの検査を苦痛なく行って頂くために、鎮静剤(点滴によりウトウトした状態になる)の使用も可能です。治療としては、大腸ポリープを内視鏡的に切除する内視鏡的ポリープ切除術を一泊入院で行っています。さらに、吐血や下血・血便といった消化管出血や急性胆管炎に対する緊急内視鏡検査・治療にも対応しております。
2023年からみどり市民病院の大学病院化に伴い、以下の検査・治療を新しく導入しております。

AI内視鏡

1) 下部AI内視鏡
AIによる内視鏡診断支援システムが病変を自動検出する精度の高い検査法。
2) 超音波内視鏡(EUS)
膵・胆道腫瘍、消化管粘膜下腫瘍に対する精密検査と組織採取が可能な検査法。
3) 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
食道・胃・大腸腫瘍に対して腫瘍部分だけを一括切除する負担の少ない治療法。
4) 内視鏡的胆道ドレナージ
胆道結石や悪性腫瘍による胆管炎や閉塞性黄疸に対して、結石除去やステント留置を行う治療法。

新しい検査装置や治療法を積極的に取り入れ、救急疾患も含めた消化器疾患に対する先進の診断・治療を安全に提供できるよう努めておりますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。

代表的な診療技術

1. AI 内視鏡検査
 AIによる内視鏡診断支援システムを用いた精度の高い内視鏡検査。

2. 消化管腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
 胃腺腫、早期胃癌、早期食道癌および大腸早期癌の一部を対象として、 腫瘍部分だけを剥離、一括切除する低侵襲な内視鏡治療。

3. 超音波内視鏡下腫瘍生検 (EUS-TA)
 膵・胆道腫瘍、 消化管粘膜下腫瘍に対する超音波内視鏡による病理診断方法。

4. 内視鏡的胆道ドレナージ
 胆道結石や悪性腫瘍による胆管炎や閉塞性黄疸に対して、 結石除去やステント留置を行う内視鏡治療。

主な対象疾患

1. 食道
 逆流性食道炎、食道静脈瘤、食道腫瘍、食道癌、食道粘膜下腫瘍

2. 胃
 胃潰瘍、機能性胃腸症、胃ポリープ、 胃腺腫、胃癌、胃粘膜下腫瘍

3. 十二指腸
 十二指腸潰瘍、十二指腸乳頭部腫瘍

4. 大腸
 便秘症、潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性大腸症候群、虚血性腸炎、 感染性腸炎、 大腸ポリープ、大腸腺腫、大腸癌

5. 胆道
 胆嚢結石、胆管結石、胆嚢炎、胆管炎、胆嚢癌、胆管癌、 IgG4関連硬化性胆管炎、 原発性硬化性胆管炎

6. 膵臓
 急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎、膵臓癌、膵腫瘍

7. 肝臓
 急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、ウイルス肝炎、肝細胞癌、脂肪肝、原発性胆汁性胆管炎、 自己免疫性肝炎、薬剤性肝障害、肝膿瘍

診療実績

上部内視鏡 下部内視鏡 大腸ポリープ切除術 内視鏡的粘膜剥離術(ESD) 胆膵内視鏡(ERCP、EUS)
2024年度 1,259件 829件 245件 16件 84件
2025年度 1,441件 896件 339件 9件 120件

地域医療機関の先生へ

地域から信頼される診療科を目標に、地域の先生方との連携を最重要課題と考えております。 ご紹介いただいた患者さんは病状が安定した際に、 速やかに入院経過を情報共有させて頂き、紹介先にお戻り頂きます。 救急疾患も含めた消化器疾患に対する診断・治療を安全かつ速やかに行っていきたいと考えておりますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。



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