間質性肺炎
1 疾患について
肺は空気から酸素を取り込む仕組みとして、小さな袋状の構造をたくさん持っています。この小さな袋状の構造を肺胞といいますが、この肺胞の壁の部分が間質です。この間質で炎症を起こしているのが間質性肺炎です。
よくある肺炎は、外から入ってきた細菌などの病原体に対してこの肺胞という袋の中で炎症を起こしているところが違います。
肺胞の壁の部分で炎症を起こす原因には様々なものがあり、ウィルスや薬剤、化学物質などの外から取り込まれたものに対しての反応のほか膠原病などの免疫的な病気の一部によるもの、原因不明なものが、多くあります。
よくある肺炎は、外から入ってきた細菌などの病原体に対してこの肺胞という袋の中で炎症を起こしているところが違います。
肺胞の壁の部分で炎症を起こす原因には様々なものがあり、ウィルスや薬剤、化学物質などの外から取り込まれたものに対しての反応のほか膠原病などの免疫的な病気の一部によるもの、原因不明なものが、多くあります。
2 症状
咳が続く、熱が出る、呼吸困難などが主な症状です。これらは間質性肺炎に限らず、多くの呼吸器の病気で生じる症状なので、症状だけで判断することはできません。
また間質性肺炎自体が様々な原因で起こるため、症状の出方もゆっくり進行するもの、急に出てくるものなど様々です。
また間質性肺炎自体が様々な原因で起こるため、症状の出方もゆっくり進行するもの、急に出てくるものなど様々です。
3 治療法
多くの場合はステロイドという薬で炎症を抑える治療を行います。原因によって免疫抑制剤という、過剰になった免疫を抑えるような薬による治療を行います。
呼吸の状態が悪化した場合は、酸素吸入、重症の場合は人工呼吸が必要になることもあります。
呼吸の状態が悪化した場合は、酸素吸入、重症の場合は人工呼吸が必要になることもあります。