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診療科・部門

薬物療法



薬物療法について

薬物療法は、手術や放射線治療と並ぶ、がん治療三本柱のひとつで、化学療法、分子標的療法、内分泌療法(ホルモン療法)や免疫療法といった抗悪性腫瘍薬による治療です。
がんを治したり、あるいは、がんの進行を抑えたり、がんによる身体症状を緩和する目的で、様々な薬剤や投与方法を適切に選択して治療を行います。
また、日常生活を維持しながら通院治療できるのも、がん薬物療法の特徴です。

当院の薬物療法

当院では、日常生活を送りながら治療を継続できるよう、外来化学療法室を設置しております。
患者さんがリラックスして治療を行えるように、リクライニングチェアやベッドがあり全台テレビ(無料)が設置してあります。

薬物療法における副作用と対策

医師・専門のがん化学療法看護認定看護師・薬剤師・栄養士・ソーシャルワーカーなどが連携して治療に当たっており、少しでも楽にがん薬物療法が実施できるよう協働しています。
通院治療では患者さん自身で副作用の兆候を見逃さないことが大変重要です。
当院では、がん専門の「薬剤師外来」があり、副作用の対処法などを患者さんに指導しています。また、患者さんの副作用の原因を分析し、対策となる処方を医師へ提案するほか、院外薬局と連携して患者さんの症状をフォローする新しい取り組みも始めました。
治療中に不安なことや困ったことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

薬物療法の実績

年別実績件数 (単位:件)
※静注のみの計上となり、内服抗悪性腫瘍剤による治療実績は含みません。
がん名 2022年 2023年
肺がん 88 89
乳がん 34 31
食道がん 10 23
悪性中皮腫 4 6
胃がん 43 45
大腸がん 127 114
肝臓がん 13 29
胆道がん 9 16
膵臓がん 22 47
神経内分泌腫瘍 2 1
腎がん 11 19
尿路上皮がん 23 24
前立腺がん 12 21
尿道がん 1 0
卵巣がん 2 3
子宮頸がん・子宮体がん 2 7
精巣がん 0 1
悪性リンパ腫 0 9
その他 1 2
総計 404 487
また、がん薬物療法を最大限に効果が発揮できるレジメン(薬物療法の投与方法)で副作用にも十分配慮して、治療を行っております。
こちら(レジメン一覧)をご覧ください。