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診療科・部門

眼科・レーザー治療センター


センターの概要

1980年代から、様々な眼疾患に対してレーザー治療が行われてきましたが、近年、薬物治療の進歩により、”古典的“なレーザー治療は、下火になっていました。しかし、今までのレーザーとは異なる原理に基づいた”低侵襲“なレーザー機器が登場し、レーザー治療に再び注目が集まっています。眼科・レーザー治療センターでは、低侵襲レーザーの最先端機器であるナビゲーション機能搭載レーザー装置(Navilas)や毛様体マイクロパルスレーザー(Cyclo G6)を導入し、網膜疾患および緑内障に対する治療を外来で積極的に行っています。


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機器について

(1)ナビゲーション機能搭載レーザー装置(Navilas)

網膜疾患に対するレーザー装置です。薬物治療には反応しない難治性の糖尿病黄斑浮腫や網膜静脈閉塞症に続発する黄斑浮腫のほか、中心性漿液性脈絡網膜症、糖尿病網膜症の治療に用いています。当機器にはトラッキング機能が搭載されており、患者さんの目が動いても、追いかけて狙った病変にレーザーを安全に照射することができます。さらに、従来の凝固設定よりも弱い“閾値下”凝固も可能で、硝子体注射の頻度を減らすことが期待されます。

図 ナビゲーションレーザー 
様々な画像を元に、レーザー照射部位をプランニングします

(2)毛様体マイクロパルスレーザー(Cyclo G6)

図 レーザーセンター内観

高眼圧症や緑内障に対する低侵襲レーザー治療です。従来の毛様体レーザーは、房水産生細胞を破壊するため、治療後まれに極端に低眼圧(眼球瘻)になる恐れもありました。毛様体マイクロパルスレーザーは、房水を流れやすくする効果があり、極端な低眼圧になる恐れもありません。当センターでは、特に観血的手術を希望されない患者さんや高齢の患者さんに、外来で毛様体マイクロパルスレーザーを積極的に行っております。上記のほか、緑内障に対する選択的レーザー線維柱帯形成術、パターンスキャン線維柱帯形成術のほか、網膜疾患に対してもパターンスキャンレーザーを用いた網膜光凝固、閾値下凝固を行っております。
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