皮膚科
診療科のご案内
当院は2021年4月より名古屋市立大学病院の附属病院となりました。地域の基幹病院として、常勤医4名の体制で診療にあたっております。
診療受付時間
- 新患受付・・・午前8時45分~11時30分(月曜~金曜)
- 再診受付・・・午前8時45分~11時30分(月曜~金曜)
- 診察開始・・・午前9時
- 休診日・・・土曜日・日曜日・祝休日・年末年始(12月29日~1月3日)
はじめに
皮膚科では皮膚、毛、爪の異常を診療します。このなかには、
1の診断・治療だけでなく、2や3の場合に、どの臓器と関係が深いかについて検査・診断し、適切な科に患者さんを紹介するのも皮膚科の役割です。
診察のときは、発疹の種類、色、形、大きさ、硬さ、表面の状態、体のどの部分に分布しているか、などを細かく観察します。観察しながら、考えられる病気を頭に思い浮かべ、検査や診断を進めていきます。使用している薬、職業、趣味、生活習慣などが原因として疑われる場合は、それらについてお尋ねすることがあります。なお、女性で顔の発疹の診察を受ける方は、お手数ですが、あらかじめ化粧を落としていただくようお願いいたします。
- 皮膚に限局した病気
- 皮膚からはじまり他の臓器に影響を及ぼしていく病気
- 他の臓器の病気による皮膚の変化
1の診断・治療だけでなく、2や3の場合に、どの臓器と関係が深いかについて検査・診断し、適切な科に患者さんを紹介するのも皮膚科の役割です。
診察のときは、発疹の種類、色、形、大きさ、硬さ、表面の状態、体のどの部分に分布しているか、などを細かく観察します。観察しながら、考えられる病気を頭に思い浮かべ、検査や診断を進めていきます。使用している薬、職業、趣味、生活習慣などが原因として疑われる場合は、それらについてお尋ねすることがあります。なお、女性で顔の発疹の診察を受ける方は、お手数ですが、あらかじめ化粧を落としていただくようお願いいたします。
特長
皮膚の病気には、慢性の経過をたどるもの、時間とともに症状が変化するものがあり、治療にも根気が必要になることが少なくありません。当科では薬を処方するだけでなく、薬の塗り方や副作用・生活習慣・スキンケアなどについてのアドバイスも重視しています。
尋常性乾癬や膿疱性乾癬、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹で難治の患者さんには積極的に生物学的製剤による治療を取り入れております。慢性の皮膚病(尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、尋常性白斑、多形慢性痒疹等)に対する光線治療,アレルギー患者さんに対するパッチテストやプリックテスト、陥入爪の治療、母斑(ほくろ)などの良性腫瘍や悪性腫瘍(皮膚がん)の切除手術、重症の蜂窩織炎や帯状疱疹、重度褥瘡で入院が必要な患者さんの受け入れなども随時行っております。なお、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬では2週間程度の教育入院も行っております。
2023.4月からはレーザー外来を開始し、太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑等に対するレーザー治療も行っております。
尋常性乾癬や膿疱性乾癬、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹で難治の患者さんには積極的に生物学的製剤による治療を取り入れております。慢性の皮膚病(尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、尋常性白斑、多形慢性痒疹等)に対する光線治療,アレルギー患者さんに対するパッチテストやプリックテスト、陥入爪の治療、母斑(ほくろ)などの良性腫瘍や悪性腫瘍(皮膚がん)の切除手術、重症の蜂窩織炎や帯状疱疹、重度褥瘡で入院が必要な患者さんの受け入れなども随時行っております。なお、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬では2週間程度の教育入院も行っております。
2023.4月からはレーザー外来を開始し、太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑等に対するレーザー治療も行っております。
主な疾患・治療法
検査
真菌検査
白癬(みずむし、たむし)などの診断のための検査です。
パッチテスト
接触皮膚炎(かぶれ)の原因を明らかにする検査です。パッチテストパネルS、金属パッチテストなど。
皮膚生検
診断のために局所麻酔をかけて、病理組織検査を行うことがあります。
プリックテスト
食物や薬剤によるアナフィラキシーショックの患者さんに対して1泊2日程度で原因を究明するために行っています。
治療
光線療法
乾癬・掌蹠膿疱症などに対して紫外線を照射する治療法です。ナローバンドUVB療法・PUVA療法などを行います。
冷凍療法
クライオプロ
疣贅(いぼ)や良性腫瘍の細胞を液体窒素で凍結させる治療法です。クライオプロを使用しています。
皮膚レーザー照射療法
The Ruby Z1 Nexus
太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着症、扁平母斑に対して保険診療でQスイッチルビーレーザーによる治療を行っております。
小児の患者さんも受け入れておりますので、お気軽にご相談ください。
なお、老人性色素斑(シミ)に対しては自費になります。
小児の患者さんも受け入れておりますので、お気軽にご相談ください。
なお、老人性色素斑(シミ)に対しては自費になります。
The Ruby Z1 Nexus 照射風景
アトピー性皮膚炎
日本皮膚科学会の治療ガイドラインにそって、治療、スキンケアの指導を行います。バリシチニブ内服、生物学的製剤、重症の方には光線治療を含めた入院治療も行っています。
乾癬
ステロイド外用、ビタミンD3外用、ナローバンドUVB療法、ビタミンA誘導体内服、生物学的製剤などの組み合わせによる治療を行っています。重症の方には入院治療も行っています。
多汗症
イオントフォレーシス
手足の症状には汗水、イオントフォレーシス、腋窩の多汗症に対してエクロックゲル®等で治療を行っています。
難治性皮膚潰瘍
持続陰圧閉鎖療法
外用治療、植皮術、持続陰圧閉鎖療法などを組み合わせて治療を行っています。
陥入爪
形状記憶ワイヤーやガター法、陥入爪手術などの治療を行っています。
入院の目安
帯状疱疹 約8日間
皮膚腫瘍切除術 1泊2日
皮膚悪性腫瘍切除術 1日~1週間程度
皮膚腫瘍切除術 1泊2日
皮膚悪性腫瘍切除術 1日~1週間程度
主な医療機器
デルマレイ-200
- 医療用紫外線照射装置 デルマレイ-200タイプA・NBUVB
- ダーモスコピー HEINE DELTA 20
- イオントフォレーシス IP-30 PLUS
- クライオプロ