摂食嚥下センター
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センターの特色
摂食嚥下センターは、耳鼻いんこう科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、脳神経内科、脳神経外科、内分泌・糖尿病科、消化器内科の医師、言語聴覚士、摂食・嚥下障害看護認定看護師、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士など多職種のスタッフで構成されています。多科・多職種のチームで連携をとり、摂食嚥下に障害をお持ちの患者さんに対して、栄養状態を改善する工夫や、口腔衛生管理、嚥下訓練等、嚥下機能を改善する為の治療を行うことを使命としております。
診療体制
1.嚥下評価
現在、当センターでは、毎週月曜日午後の耳鼻いんこう科外来での定期評価以外に、病棟での嚥下内視鏡検査や毎週火曜日午後の摂食嚥下リハビリテーション外来で積極的に嚥下評価に取り組んでいます。病棟や摂食嚥下リハビリテーション外来では、エアスコープを使用し、無線でiPadを3台同時に接続することで情報を同時に共有し、嚥下の状況をリアルタイムにフィードバックしながら検査を行っています。また、家族や病棟看護師が直接患者さんの嚥下機能を観る機会となるため、状態の理解が得られやすく、看護師の教育にも繋がっています。
現在、当センターでは、毎週月曜日午後の耳鼻いんこう科外来での定期評価以外に、病棟での嚥下内視鏡検査や毎週火曜日午後の摂食嚥下リハビリテーション外来で積極的に嚥下評価に取り組んでいます。病棟や摂食嚥下リハビリテーション外来では、エアスコープを使用し、無線でiPadを3台同時に接続することで情報を同時に共有し、嚥下の状況をリアルタイムにフィードバックしながら検査を行っています。また、家族や病棟看護師が直接患者さんの嚥下機能を観る機会となるため、状態の理解が得られやすく、看護師の教育にも繋がっています。
エアスコープ
嚥下評価時に用いる食品
2.摂食嚥下リハビリテーション外来
当外来では、嚥下評価の結果を踏まえて、摂食時の姿勢や食事形態の指導、パンフレットを使用した嚥下訓練の指導以外に、バイタルスティム、ジェントルスティム等の先進機器を使用した嚥下リハビリテーションを行っています。
当外来では、嚥下評価の結果を踏まえて、摂食時の姿勢や食事形態の指導、パンフレットを使用した嚥下訓練の指導以外に、バイタルスティム、ジェントルスティム等の先進機器を使用した嚥下リハビリテーションを行っています。
バイタルスティムプラス
ジェントルスティム
3.口腔機能低下症の診断及び口腔機能訓練
歯科口腔外科では、外来、入院患者さんに舌圧計や口腔機能測定器を用いて口腔機能低下症の診断を行い、口腔機能訓練の指導を行っています。
歯科口腔外科では、外来、入院患者さんに舌圧計や口腔機能測定器を用いて口腔機能低下症の診断を行い、口腔機能訓練の指導を行っています。
舌圧計
口腔機能測定器
4.摂食・嚥下障害パス
今年度より本格的にクリニカルパスを使用した短期入院評価を稼働します。3泊4日の短期入院パスで運営し、入院中は、耳鼻いんこう科医師または、脳神経内科医師が対応します。初日は14時に入院し、2日目に嚥下機能検査を行います。3日目に嚥下訓練や栄養指導を行い、必要により薬剤指導も行っていきます。4日目の10時に退院の運びとなり、退院後は、摂食嚥下リハビリテーション外来で経過を診ていきます。
今年度より本格的にクリニカルパスを使用した短期入院評価を稼働します。3泊4日の短期入院パスで運営し、入院中は、耳鼻いんこう科医師または、脳神経内科医師が対応します。初日は14時に入院し、2日目に嚥下機能検査を行います。3日目に嚥下訓練や栄養指導を行い、必要により薬剤指導も行っていきます。4日目の10時に退院の運びとなり、退院後は、摂食嚥下リハビリテーション外来で経過を診ていきます。
地域医療機関の先生方へ
摂食嚥下センターは2022年4月より開設し、運営体制を整えてきました。摂食嚥下機能に関することでお困りの患者さまがいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください。地域医療連携センターに情報提供書を送付して頂く際は、耳鼻いんこう科宛に送付をお願い申し上げます。また情報提供書を送付して頂きます際には、「嚥下」のキーワードを入れて頂けると当センター宛ての紹介と分かりますので、月曜日の午後に行っております嚥下評価外来に予約を取らせて頂き、多角的な評価をさせて頂きます。その上で継続的な介入が必要な患者さんに関しましては、火曜午後の摂食嚥下リハビリテーション外来にて、継続的なフォローアップをさせて頂きます。