名古屋市立大学病院では、診療報酬点数Ｄ００６－１８「ＢＲＣＡ１／２遺伝子検査」の結果、生殖細胞系列変異が検出された患者さんに対する遺伝カウンセリングを承っています。

【覚書の取り交わし】
ＢＲＣＡ１／２遺伝子検査を患者さんに提供する場合、診療報酬点数で定められている遺伝カウンセリング加算の施設基準に係る届出を行っている必要があります。
その中で、遺伝カウンセリング加算の届出を満たすことができない医療機関は、遺伝カウンセリング加算の届出を行っている保険医療機関と連携体制を設けることで、条件を満たすことができます。
名古屋市立大学病院は遺伝カウンセリング加算の施設基準を届け出ております。
ＢＲＣＡ１／２遺伝子検査の実施をご検討されている医療機関様で、遺伝カウンセリング加算の届出ができない医療機関様はご相談ください。連携体制に係る覚書の取り交わしをさせていただきます。
また、名古屋市立大学病院以外の医療機関と既に連携体制を確保しており、ＢＲＣＡ１／２遺伝子検査の提供が可能な医療機関様の場合であっても、遺伝カウンセリングの目的で患者さんをご紹介いただく際は必ず覚書の取り交わしをお願い致します。
覚書の取り交わしがない状態で患者さんをご紹介いただいてもお引き受け致しかねますのでご了承ください。
※連携体制をとる医療機関の数に上限はございません。

覚書の取り交わしにつきましては、以下までご連絡下さい。

〒467-8602
名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄１番地
名古屋市立大学病院　病院管理部医事課
電話052-858-7134（直通）
※覚書の書式は当院で準備しております。

【受診希望の連絡】
名古屋市立大学病院の代表番号から臨床遺伝医療部の遺伝カウンセラーまでご連絡下さい。（毎週〇曜日〇〇時～〇〇時）
その際に、事前に情報提供いただくものをご案内させていただく他、患者さんの連絡先をお伺いし、遺伝カウンセラーと患者さんで受診日の日程調整を行います。
紹介状は、紹介元医療機関様で通常使用されている書式でご準備ください。
患者さんには名古屋市立大学病院の遺伝カウンセラーから連絡が入る旨を事前にお伝えください。

名古屋市立大学病院　代表052-851-5511

※遺伝カウンセラーの同席を希望されない場合は事前にお申し出ください。

保険診療で遺伝学的検査を受けている方は原則として初回カウンセリング当日の患者さんの費用負担はありません。
当院から紹介元医療機関様へ請求書を発送して医療機関の間でのやり取りとさせていただきます。
患者さんへは、紹介元医療機関様から保険診療としてご請求ください。
２回目以降継続してカウンセリングを希望される方、遺伝学的検査を自費で行った方、また更に詳しく調べる保険適応外の検査をご希望される患者さんは診察料と検査の費用を自費でご負担いただきます。