やせと肥満の代謝機能回復センター
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センターの特色
内分泌・糖尿病内科は、体内の栄養物質の流れとこれを調節するホルモン動態の観点から、若年者から高齢者までの健康を全人的に守る診療科です。現代の日本では、若年女性ではやせ、中高年では肥満・メタボリックシンドローム、そして高齢ではサルコペニアやサルコペニア肥満が極めて重要な課題となっています。これら体重や体組成の異常は、肝臓、腎臓、心臓、脳血管の病気の最大の原因であることから、早期発見・早期治療が極めて重要です。
当センターでは、最先端の技術と医学的知識を駆使して、やせ、肥満症、サルコペニア、サルコペニア肥満、そしてこれらと密接な関係にある糖尿病などの代謝疾患の寛解や管理を目指す診療を提供します。また、「元気がない」「スタミナ不足」「活力が低下した」などありふれた症状の背後に、甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモン、成長ホルモンや性ホルモンの低下や栄養素の欠乏が隠れていることがあります。当センターでは、内分泌学の専門的な知識をもつ医師が、これらホルモンや微量元素の不足を早期に発見し、早期治療を実施します。
当センターでは、最先端の技術と医学的知識を駆使して、やせ、肥満症、サルコペニア、サルコペニア肥満、そしてこれらと密接な関係にある糖尿病などの代謝疾患の寛解や管理を目指す診療を提供します。また、「元気がない」「スタミナ不足」「活力が低下した」などありふれた症状の背後に、甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモン、成長ホルモンや性ホルモンの低下や栄養素の欠乏が隠れていることがあります。当センターでは、内分泌学の専門的な知識をもつ医師が、これらホルモンや微量元素の不足を早期に発見し、早期治療を実施します。
主な症状
なかなか痩せられない、コレステロールや中性脂肪の値が下がらない、なんとなく元気がない、だるい、減塩ができない、ひとりでは運動ができない、かくれ肥満を指摘された、やせが進んでしまってなかなか太れない、筋肉や筋力を増やしたいなど
主な疾患
内分泌・糖尿病内科 | 肥満症(メタボリックシンドローム)、サルコペニア、サルコペニア肥満、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)・MAFLD(代謝異常関連肝疾患)、CKD(慢性腎臓病)、糖尿病、糖尿病性末梢神経障害、橋本病・甲状腺機能低下症、副腎皮質機能低下症、AGHD(成人成長ホルモン分泌低下症)、LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)、脂質異常症、ビタミン・ミネラル欠乏症、早老症、脂肪萎縮症、フレイルなど |
主な検査・治療法(外来)
内分泌・糖尿病内科 | 未病医療外来(若年)、先制医療外来(中高年)、活力回復医療外来(高齢)による、やせと肥満の先制医療を展開する 検査 ホルモンの測定(橋本病、AGHDやLOH症候群のスクリーニングなど)、微量栄養素の測定(ビタミン、ミネラルなど)、内分泌学的試験(負荷試験など)、画像診断(CT、MRI、超音波検査)による内分泌臓器の評価、体組成測定(DEXA法、バイオインピーダンス法)、安静時エネルギー消費量・呼吸商の測定(呼気ガス分析)、骨密度測定、肝脂質含量・硬度の測定(フィブロスキャン)、運動耐容能測定(エアロモニタ)、末梢神経障害の定量的測定(Pain Vision)、持続血糖モニタリングによる24時間の血糖変動評価、ウェアラブルデバイスによる生体機能モニタリング(心拍数、運動量、発汗量、睡眠の質、自律神経機能、血糖など)、PHR(パーソナルヘルスレコード)による生活習慣モニタリングなど 治療 アンクルウェイト・RECORE 体幹トレーニング装置・SixPad Foot Fit Plus EMS装置などを活用した行動変容介入、ホルモン補充療法、栄養素補充療法、体重・体組成の異常を是正するレシピの提案、栄養療法と運動療法の一体運用による代謝疾患の先制医療の展開など |
リハビリテーション科 | PTもしくは運動指導士による運動訓練・栄養指導、フットケアなど |
スタッフ紹介
氏名 | 担当科 | 備考 |
佐々木 茂和 | 内分泌・糖尿病内科(特任教授) |
センター長 |
小山 博之 | 内分泌・糖尿病内科(非常勤) | |
植木 美乃 | リハビリテーション科(教授) | |
藤田 政隆 | リハビリテーション科(准教授) | |
井田 塁童 | リハビリテーション科(助教) |