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先進リハビリセンター



センターの特色

従来のリハビリテーションでは、なかなか回復が困難であった心と体の不自由さ(心身機能障害)に対して、先駆的な技術を駆使することで、全ての患者の皆様のニーズに合わせた社会復帰・家庭復帰を可能とする機能回復を目指します。

例えば、歩行がうまくできない場合には、装着型サイボーグを使った治療を用いたリハビリテーションが可能です。

上肢がうまく動かない場合には、Brain machine interface(BMI)という新しい機器を用いて脳の活動から直接手の動きを誘導するようなリハビリテーションを行います。

言語障害や高次脳機能障害には、脳の働きを調整するような経頭蓋磁気刺激法Transcranial Magnetic Stimulation(TMS)や電気刺激法を用いたニューロモジュレーションを行います。

これらは一部、当大学病院の特定臨床研究として実施します。

主な疾患

当センターでは、下記の疾患の治療後に発症以前と変わらない水準の生活、社会復帰を目指した訓練を行います。
脳神経内科 脳血管障害、脳炎、脊髄疾患、末梢神経障害、神経変性疾患、脱髄疾患、筋疾患、認知症など
整形外科 変形性関節症、胸腰椎圧迫骨折、人工関節置換術後、大腿骨頚部/転子部骨折術後、脊柱管狭窄症、スポーツ傷害、四肢・体幹の先天異常、麻痺性疾患など
心臓血管外科
循環器内科
心筋梗塞、冠状態脈バイパス術後、大動脈瘤術後、心不全、末梢循環障害など
一般内科 糖尿病、誤嚥性肺炎、呼吸不全、腎不全、長期臥床に伴う身体障害など

主な検査・治療法(外来)

リハビリテーション科 退院後の神経・運動器疾患の一般外来、神経・運動器疾患の機能評価(動作解析、MRI、TMS等)、痙縮に対するボツリヌス療法・装具外来、ICTを用いた遠隔リハビリテーション、頭部(機能的)MRI、頭部CT、長谷川式認知症簡易評価スケール、ミニメンタルステート検査、ウェクスラー記憶検査、神経心理学的諸検査、理学療法、作業療法、学習訓練療法、運動療法、装着型サイボーグを使った治療・ニューロリハビリテーション・Brain machine interface(BMI)など
脳神経内科 神経学的検査(脳神経医療センター)
整形外科 レントゲン、CT、MRI、骨密度検査、超音波検査(エコー)など

主な検査・治療法(入院)

リハビリテーション科 介入前にAIによる機能障害パターン分類を行いアルゴリズムに基づいた個別化訓練内容を提供
理学療法;歩行再建 装具療法 装着型サイボーグを使った治療/ニューロリハビリテーション
作業療法;上肢機能訓練 装着型サイボーグを使った治療/Brain machine interface(BMI)
高次脳機能訓練 複合現実(MR)/ニューロリハビリテーション
言語聴覚療法;感覚器機能ケアセンターと共同でVE/VF・嚥下機能評価、Vital Stim、FESによる嚥下機能訓練、栄養・嚥下指導
失語症 ニューロリハビリテーション
頭部(機能的)MRI、頭部CT、長谷川式認知症簡易評価スケール、ミニメンタルステート検査、ウェクスラー記憶検査、神経心理学的諸検査、学習訓練療法、運動療法など
脳神経内科 神経学的検査、薬物治療など
整形外科 レントゲン、CT、MRI、骨密度検査、超音波検査(エコー)など

スタッフ紹介

氏名 担当科 備考
植木 美乃 リハビリテーション科(教授) センター長
藤田 政隆 リハビリテーション科(准教授)
井田 塁童 リハビリテーション科(助教)
岩瀬 環 脳神経内科(教授)
小鹿 幸生 脳神経内科(特任教授)
足立 謙一 脳神経内科(助教)
若林 健二郎 整形外科(教授)
大野 智也 整形外科(助教)
竹市 優里花 整形外科(医師)
川口 毅恒 放射線科(准教授)

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