グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


診療科・部門

放射線治療科



医師紹介

馬場 二三八(平成8年卒)

放射線治療科部長
准教授
指導医・認定医・専門医
日本医学放射線学会 放射線治療専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
臨床研修指導医
緩和ケア研修会修了

山田 真帆(平成21年卒)

医師
指導医・認定医・専門医
日本医学放射線学会 放射線治療専門医
マンモグラフィ読影認定医
緩和ケア研修会修了
臨床研修指導医

松浦 茜(平成31年卒)

助教(診療担当)

外来担当医表

学会出張などにより交代する場合があります。

基本方針

当放射線治療科におきましては、初発、再発を問わず、病態に応じて、ご本人やご家族の意向を踏まえた最良の治療法の提案を心がけています。
治療内容といたしましては、精度および再現性に優れるノバリスTx装置を用いて、通常の放射線治療から強度変調放射線治療(IMRT、VMAT)や定位放射線治療(SRT)といった高精度放射線治療に至るまで幅広く対応しています。また、呼吸性移動をともなう臓器(肺や肝臓など)につきましても、呼吸による位置変化を考慮可能な呼吸同期システムを利用することにより、正常組織への影響を低く抑え線量集中性の高い治療法を実施しています。

放射線治療は手術や化学療法と組み合わせることでよりよい結果を期待できることもあり、各診療科との連携にも力を入れています。
がんの三大治療の一つとしての放射線治療を患者さんにご満足いただけるかたちで提供するため、スタッフ一丸となって努力していきたいと考えております。ご不明な点がありましたら、いつでもお問い合わせください。
院内にがん放射線療法看護認定看護師2名、当科に医学物理士2名、放射線治療品質管理士1名、放射線治療専門技師2名が常勤しています。
当科の受診を希望される患者さんは、主治医の先生を通して予約をおとりください。予約日時に紹介状と画像などの資料を持参し1階の地域医療連携窓口にお越しください。

主な対象疾患

頭頸部(咽頭がん、喉頭がん等)、口腔(舌がん、頬粘膜がん等)、呼吸器(肺がん等)、乳がん、消化器(食道がん、膵臓がん、肝臓がん等)、泌尿器(前立腺がん等)、婦人科(子宮頸がん、子宮体がん等)、血液腫瘍(悪性リンパ腫、多発性骨髄腫等)、脳腫瘍等に対し、エビデンスに基づく治療を行っています。さらに上記やそれ以外のがんのリンパ節転移や遠隔転移巣について、対症療法から根治に準ずる治療まで、ご本人やご家族の意向や環境に合わせて、主科と相談しつつ治療を行っています。

主な設備

放射線治療装置:NovalisTx(BrainLAB、Varian)
CTシミュレーション装置:Aquilion LB(東芝)
治療計画装置:RayStation(日立製作所)、iPlan(BrainLAB)、
治療計画支援装置:MIM(ユーロメディテック)
呼吸同期システム:RPM Real-time position management システム(Varian)

診療実績

新患(人)

2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
378 395 421 416 411

定位照射

部位 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
頭部 27 42 31 27 25
体幹部 20 19 34 23 29

IMRT

部位 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
前立腺 14 13 15 18 15
その他 17 34 39 57 65

高精度放射線治療

画像誘導放射線治療 Image Guided Radiotherapy(IGRT)

治療装置に付属しているX線透視やCTで照射位置を決める

強度変調放射線治療 Intensity Modulated Radiotherapy(IMRT)
強度変調回転放射線治療 Volumetric Modulated Arc Therapy(VMAT)

あてたいところに強くあて、あてたくないところはなるべくあてない
適応:前立腺がんを始めとする限局性の固形悪性腫瘍

定位放射線治療 StereotacticRadiotherapy(SRT)

三次元的に様々な角度から病巣に放射線を集中させる
適応:原発性および転移性肺がん、原発性および転移性肝がん、頭蓋内腫瘍

呼吸同期照射

呼吸で動く病変に対し、タイミングを合わせてねらい撃ちする
適応:肺や肝の定位照射
これらを組み合わせて最適な照射法を選択します。
すべて保険適応となっています。
  1. ホーム
  2.  >  診療科・部門
  3.  >  診療科
  4.  >  放射線治療科