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神経内科




診療科部長からのメッセージ

神経内科では、脳血管障害、認知症、頭痛など頻度の多い一般的な脳疾患から、パーキンソン病や脊髄小脳変性症などの神経変性疾患、多発性硬化症や重症筋無力症などの神経免疫性疾患、多発性筋炎や筋ジストロフィーなどの筋疾患、髄膜炎や脳炎といった神経感染症などを担当します。これらの疾患には救急疾患も多く含まれ、救急外来疾患の25-30%が脳神経疾患です。神経疾患の治療法には限界があるとされてきましたが、近年神経疾患の病態解明・治療法開発は目覚ましく、多くの疾患において神経機能の回復が望めるようになって来ています。本院では根拠に基づいた医療(EBM)をもとに、各患者さんの病態、ご本人・ご家族の考えを大切にした医療を行っています。また、標準的治療に加え、可能性の示された新たな治療法も積極的に取り入れながら、患者さんの生活の質の改善に努めています。

診療科の特色

神経内科の扱う病気には脳卒中や髄膜炎など急性で起こる病気から、パーキンソン病や筋ジストロフィーなど慢性に続く病気など、上述のとおりたくさんあります。受診するきっかけとなる症状としては頭痛、めまい、しびれ、手足に力が入らない、ろれつが回らない、手足がふるえる、物忘れ、動作が遅い、歩きづらい、時々意識がなくなってしまうなどきわめて多彩です。

神経内科で扱う病気の多くは長い間治療法がありませんでしたが、最近の医学の進歩により新しい治療法が見つかった病気が増えてきています。また高齢化社会を迎え、脳卒中、認知症、パーキンソン病の患者さんが増え続けており、神経内科では標準的な治療に、最新の治療も提案しながら診療を行っています。

診療・治療に対する心がけ

神経内科外来の初診ではとくに問診が大事です。いつから、どのような症状が、どのように出てきたか、などを詳しくお話を聞いてから診察に入ります。専門医による診察は、まさに頭のてっぺんから足の先まで診察しますので時間がかかります。私たちは、丁寧な問診と入念な診察に心がけていますので、神経内科の初診では、診察時間が短くても15~30分、時には1時間かかることもあります。

入院患者さんでは、脳卒中や神経変性疾患(神経難病)を中心に診察しております。脳卒中は一度起こすとまた起こしやすいと言われております。また、脳卒中のタイプによっては予防法が異なります。私たちは、脳卒中の原因を徹底的に究明してその人に最も適した予防法を行います。

神経変性疾患では治療が難しいこともしばしばありますが、その場合でも分かっている最新の情報を提供できるように努めると共に、できる限り生活の質(QOL)が高められるよう、私たちはご家族と共に考え、努力いたします。

主な疾患

神経内科は、脳、脊髄、末梢神経から筋肉までの病気を内科的に診断・治療します。内科の1つの専門診療科であるとともに、全ての診療科とも深い関係があるところです。精神の障害を中心に扱う精神科(神経科)や、心の影響が身体の症状となって現れる病気を扱う心療内科、メンタルクリニックとは異なりますのでお間違いのないようにして下さい。

当院神経内科では、頭痛・めまい・しびれなど日常遭遇する機会の多い症状から、急性期脳血管障害、意識障害、けいれん発作、脳炎などの中枢神経系の救急医療や各種神経難病まで幅広く対応しています。

脳の病気とは?

脳血管障害 脳梗塞、脳出血など
変性疾患 パーキンソン病、脊髄小脳変性症、アルツハイマー病、ハンチントン病など
感染症 髄膜炎、脳炎、脳膿瘍など
その他 多発性硬化症、頭痛、てんかんなど

脊髄の病気とは?

  • 脊髄炎
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 脊髄血管障害
  • HTLV-1関連脊髄症
など

末梢神経の病気とは?

  • 三叉神経痛
  • 慢性炎症性脱髄性多発神経炎
  • 顔面けいれん
  • 顔面神経麻痺
  • ギラン・バレー症候群
など

筋肉の病気とは?

  • 筋ジストロフィー
  • 重症筋無力症
  • 多発筋炎
など

受診のタイミング

神経内科を受診する際の参考として下記のような症状が挙げられます。

  1. 頭痛(各種の頭部のいたみ)
  2. 意識障害(意識を失う)
  3. 認知症(物忘れがみられる)
  4. けいれん(てんかん、手足のけいれん)
  5. 不随意運動(手足がふるえる、かってに手足や顔面の筋肉が動く)
  6. 運動麻痺、筋萎縮(手足が上がらない、動作が遅くなった、筋肉がやせてきた)
  7. 歩行障害(足をひきずる、歩行時ふらつく)
  8. 姿勢の異常(前かがみ、体が斜めにかたむく)
  9. 視力障害(視力低下、ボーッとみえる、二重にみえる、視野の一部がみえない)
  10. めまい、失神(天井がまわる、ふらふらする、気を失う)
  11. 嚥下障害(飲み込みにくい)
  12. 言語障害(話づらい、呂律がまわらない、言葉がうまく出ない)
  13. いたみ、感覚障害(神経痛、しびれ、感覚が分からない)
  14. 膀胱直腸障害(尿や便が出ない、もれる)
以上は代表的な症状ですが、他の診療科と重なることが多く、整形外科、脳神経外科、精神科、眼科、耳鼻いんこう科、泌尿器科といった各専門の診療科を先ず受診し、それが神経内科の病気の一部と判定された時に紹介されてくることになります。逆に神経内科から各内科をはじめとする専門診療科での診察を依頼することも少なくありません。

当神経内科では神経学会専門医からなるスタッフで、患者さんやご家族へ疾患およびその標準的治療法の十分なご説明をモットーに日常診療にあたらせていただきます。

スタッフ紹介

(平成29年9月1日現在)
役職 氏名 専門分野
部長・教授 松川 則之 臨床神経内科学、パーキンソン病、認知証
副部長・講師 大喜多 賢治 臨床神経内科学、パーキンソン病
講師 植木 美乃 臨床神経内科学、パーキンソン病、リハビリテーション
助教 大村 眞弘 臨床神経内科学、脳血管障害
助教 豊田 剛成 臨床神経内科学、脳血管障害
助教 川嶋 将司 臨床神経内科学、パーキンソン病
助教 水野 将行 臨床神経内科学、認知症
助教 藤岡 哲平 臨床神経内科学、脳血管障害
病院助教 佐藤 豊大 臨床神経内科学
病院助教 鈴木 鮎子 臨床神経内科学

外来担当者一覧



神経内科について詳しく知りたい方

神経内科では、特設サイトを運営しています。
神経内科についての詳しい内容は、
名古屋市立大学大学院医学研究科 神経内科学ホームページを参照ください。

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