腎臓内科
担当医師
平塚 真紀(非常勤)
診療科の特色
わが国の高齢者人口は今後も増え続け、2025 年には全国民の約3割が 65 歳以上の高齢者になると言われています。腎臓病は高齢化が進むほど患者数が増え続け、慢性腎臓病(CKD:chronic kidney disease)は、もはや成人の8人に1人罹患していると言われる国民病です。腎臓病が重症化して透析を必要とする患者さんは、2021 年末の日本で 35 万人にものぼり、社会としても取り組むべき大きな課題です。
こうした CKD は、脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患発症の危険性が極めて高く、その原因として、糖尿病や高血圧、動脈硬化症といった生活習慣病にも深い関わりがあります。これらの腎臓病を悪化させる要因をとりのぞき、現在の腎機能を保持して、腎代替療法までの期間を延長させることが、治療の主な目標となります。むくみ、血圧、貧血、食事(主に減塩)など、多岐にわたる慢性腎臓病の管理を外来診療にて行います。
こうした CKD は、脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患発症の危険性が極めて高く、その原因として、糖尿病や高血圧、動脈硬化症といった生活習慣病にも深い関わりがあります。これらの腎臓病を悪化させる要因をとりのぞき、現在の腎機能を保持して、腎代替療法までの期間を延長させることが、治療の主な目標となります。むくみ、血圧、貧血、食事(主に減塩)など、多岐にわたる慢性腎臓病の管理を外来診療にて行います。
主な対象疾患
慢性腎不全、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎など