薬物療法センター
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センター概要
薬物療法センターでは、主に各診療科の外来のがん薬物療法を中心に行っています。がん薬物療法においては、従来の細胞障害性抗がん薬に加えて、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬などの様々な新規の薬物療法が登場してきています。当院ではこれらの最新のがん薬物療法を取り入れながら、効果的かつ安全・確実に施行できるよう努めています。また心理的、社会的な観点にも配慮しながら、医師・薬剤師・看護師・管理栄養士・公認心理師など多職種で連携して診療を行っています。
スタッフ紹介
看護師
患者さんやご家族が安心して治療が受けられるよう、安全に留意した治療の実施と治療中・後の副作用の確認、自宅での療養支援などを行っています。また、医師や薬剤師、栄養士、緩和ケアなど様々な職種との連携を図り、不安や辛さなど心のケアにも努め、患者さんやご家族が自分らしく生活できるよう寄り添った看護の提供に努めています。
薬剤師
治療に関する薬の説明や、吐き気やアレルギーなどの副作用を軽くする薬の提案、食事や他の薬の影響についてなど、患者さんが普段の生活を送りながら安心して治療を受けられるよう、支援しています。
お薬手帳用のシールをお渡ししているので、お薬手帳は必ずお持ちください。
また、抗がん薬の調製はすべて薬剤師が行っています。
お薬手帳用のシールをお渡ししているので、お薬手帳は必ずお持ちください。
また、抗がん薬の調製はすべて薬剤師が行っています。
栄養士
臨床心理士
外来化学療法室について
ご利用は主治医による完全予約制です。専門スタッフが事前に準備を行いお待ちしています。
リクライニングチェアーまたはベッドで点滴治療を受けていただけます。
お席にはテレビが付いており、治療中ご覧になれます。(視聴の際は必ずイヤホンを使用してください。)
携帯電話はマナーモードでご利用をお願いします。
飲食は自由にできます。お昼にかかる長時間の治療の場合は化学療法室での食事をお願いしています。(臭いが強いなど、他の患者さまのご迷惑となるものは避けてください。)
詳細は初回治療前のオリエンテーションでご説明しています。
以下のパンフレットをご覧ください。
リクライニングチェアーまたはベッドで点滴治療を受けていただけます。
お席にはテレビが付いており、治療中ご覧になれます。(視聴の際は必ずイヤホンを使用してください。)
携帯電話はマナーモードでご利用をお願いします。
飲食は自由にできます。お昼にかかる長時間の治療の場合は化学療法室での食事をお願いしています。(臭いが強いなど、他の患者さまのご迷惑となるものは避けてください。)
詳細は初回治療前のオリエンテーションでご説明しています。
以下のパンフレットをご覧ください。
頭皮冷却装置 PAXMANについて
当院の乳腺・内分泌外科では、抗がん剤治療中の患者さまの負担を少しでも軽減するため、外来化学療法室に頭皮冷却装置 PAXMAN(パックスマン)を導入しています。
頭皮冷却装置とは
薬物療法は急速に分裂するすべての細胞を標的に効果が発揮されます。
そのため抗がん剤は毛母細胞も標的にしてしまい、その結果脱毛が引き起こされます。
一般的には治療開始から約2週間後に脱毛が起こるといわれています。
しかしこの脱毛を、頭皮冷却することにより毛包への血流が減少し、脱毛を抑制することができます。
頭皮冷却装置PAXMAN(パックスマン)は2019年に、「固形癌に対する薬物療法を受ける患者さまの脱毛抑制」を目的とした医療機器として承認されています。
そのため抗がん剤は毛母細胞も標的にしてしまい、その結果脱毛が引き起こされます。
一般的には治療開始から約2週間後に脱毛が起こるといわれています。
しかしこの脱毛を、頭皮冷却することにより毛包への血流が減少し、脱毛を抑制することができます。
頭皮冷却装置PAXMAN(パックスマン)は2019年に、「固形癌に対する薬物療法を受ける患者さまの脱毛抑制」を目的とした医療機器として承認されています。
使用効果について
臨床研究では、頭皮冷却を行った場合、無処置に比べて脱毛が50%程度に軽減され、また治療後の毛量回復も早まる傾向にあると報告されています。
副作用・注意点について
頭皮冷却装置使用による副作用としては、以下の可能性が挙げられます。
・寒気による不快感
・頭痛
・ストラップの締め付けによる顎痛
・額痛
・悪心
・浮動性めまい
・寒気による不快感
・頭痛
・ストラップの締め付けによる顎痛
・額痛
・悪心
・浮動性めまい
当院での対応
当院にて周術期の化学療法を受けられている乳がんの患者様で、頭皮冷却を希望される方を対象に外来通院で実施しています。
頭皮冷却の流れ
① 使用前に髪の毛を濡らします。
② 専用のキャップを装着します。
③ 抗がん剤投与前30分前から投与後90分まで、頭皮を冷却します。
使用後はタオルドライ等などで自然乾燥させます。
② 専用のキャップを装着します。
③ 抗がん剤投与前30分前から投与後90分まで、頭皮を冷却します。
使用後はタオルドライ等などで自然乾燥させます。
費用について
初回のみ、専用キャップの購入費用がかかります。
その後は処置料のみ発生します。
頭⽪冷却⽤キャップの購⼊費⽤(初回のみ):90,000円(税別)
頭⽪冷却装置の使⽤費⽤/1回につき:15,700円(税別)
その後は処置料のみ発生します。
頭⽪冷却⽤キャップの購⼊費⽤(初回のみ):90,000円(税別)
頭⽪冷却装置の使⽤費⽤/1回につき:15,700円(税別)