グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


臨床工学係


部門紹介

臨床工学技士(Clinical Engineer:CE)は生命維持管理装置を始めとした、特定の医療機器の操作や処置・治療介助を行います。臨床工学係ではこれら診療補助を行う他に、医療機器の定期点検・日常点検、トラブル対応を行っています。これらの医療機器が患者さんに対して正しく安全に使用されるよう、医師や看護師を対象にした教育啓蒙活動も行います。どのような医療機器も、治療内容や装置を良く理解し、正しく使用されることで安全な治療が行われます。確実な操作、抜かりない機械整備を行い、医療機器を通じて患者・ご家族様へ安心・安全な医療提供ができるよう努めるのが我々の使命です。

人員体制(令和5年4月現在)

臨床工学技士 2名

業務内容

以下の1~7になります。

1. 医療機器安全管理関連

1. CEセンターの運営

  • 医療機器中央一括管理(保守管理、貸出・返却システムの運営)
  • 医療機器保守点検計画の策定および実施、記録
  • 医療機器採用・廃棄評価、長期更新計画の策定
  • 医療機器の院外修理に係る諸業務(修理必要性の評価、費用見積もり・代替機器の手配・管理、修理完成機器の受入試験、修理報告書の管理)
  • 導入医療機器の登録および記録、添付書類・取扱説明書等の管理
  • 業者による医療機器立会い、医療機器のデモ使用等に関する管理
  • 医療安全委員会等への参画

2. 医療機器(医療関連物品)コスト管理

  • 現行採用医療関連物品の評価、同等物品等に関する調査
  • 医療関連物品の変更可否の評価、安全性の検証
  • サンプル物品使用に係る業務(物品受入れ、評価実施診療科・部署の決定および依頼、評価取りまとめ、採用可否に関する評価)

2. 心臓カテーテル室関連

1. 各種リズムデバイス(ペースメーカ、ICM)関連

  • 植込みデバイスの検討、手配
  • 新規植込み術、電池交換術の立会い
  • プレチェック
  • リード抵抗、閾値、波高値等の測定、記録
  • 本体設定(治療モード、レート、出力、感度等)および記録
  • 術後チェック
  • 患者説明、退院指導

3. 手術室関連

1. 麻酔器・生体情報モニタ関連

  • 麻酔器・生体情報モニタ-各種の点検・保守管理

2. 各種医療機器関連

  • 手術室内各種医療機器の対応

4. オープンケアユニット関連

1. 人工呼吸療法関連

  • 人工呼吸器導入介助、至適換気設定
  • 人工呼吸器作動状況の確認、記録
  • Ventilatory Courseの評価、コンサルテーション
  • 人工呼吸器離脱評価
  • 慢性期人工呼吸療法計画の策定、実施

2. 血液浄化療法関連

  • 血液浄化療法(CHDF)の計画、施行、管理、記録

3. 循環補助関連

  • 各種補助循環装置(IABP、PCPS)のセットアップ、導入介助、操作・監視、体循環コントロール

5. 在宅医療関連

1. 在宅人工呼吸器関連

  • 転院搬送関連業務

6. リズムデバイス外来

1. ペースメーカ外来(毎月第2木曜日)

  • デバイスチェック
  • データ管理

2. 遠隔モニタリングシステムの運用

  • データチェック、管理
  • 異常発見時のコンサルテーション
  • 外来来院時のデータ抽出・整理

7. 医療機器安全教育関連

  • 新規採用者向け医療機器研修会
  • 病棟向け人工呼吸器勉強会
  • その他

インターンシップ・病院説明会・施設見学