看護体制について
固定チームナーシングで継続性のある看護を行いながら、日々の実践では看護職がペアで行動・協働していきます。
固定チームナーシング
継続受け持ち制によるきめ細かな継続ケア
当院では、固定チームナーシングを導入しています。固定チームナーシングは、看護師がチームを組み、チームリーダー、サブリーダー、日々リーダー、メンバーなど役割分担を行い、チームで患者さんをケアする方法です。チームの看護師が交代で患者さんを担当するので、ある程度固定された看護師により継続的なケアが提供できます。
小集団活動で課題解決
たとえば、患者さんが自宅に退院したいけど療養生活を送る環境が整っていないなど、患者さんの意思決定を支えるうえでの課題が生じたとき、チームで相談したりカンファレンスを行ったりしながら、より良い方法を導き出します。小集団での活動を通じて、お互いの看護間を共有すると同時に、新人看護師にとっては経験豊かな看護師のアセスメントをOJTで学ぶ機会になります。
ペアリング
看護師等でペアを組み協働します
部分的にペアリングを導入しています。ペアリングでは、看護師等が2人1組となり、患者さんの観察や清潔ケア、搬送などを行います。新人看護師も相談しながらケアができるため、ケアの受け手である患者さんが安心されるだけでなく、先輩のスキルを間近で学びながら先輩看護師の見守りや支援の元でケアを実践することができ、“わかる”から“できる”へと成長することができます。