薬剤部
薬剤部紹介
「がん医療を支える病院」「女性と子供にやさしい病院」として、がん薬物療法認定薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師を中心に積極的に関わっています。
それ以外の分野においても、薬を使用しているところすべてに関わっていきます。また、より専門性の高い、質の高い医療を行うことができるよう、薬剤師の認定取得を後押ししています。
患者さんにお薬を正しく理解していただき、安心・安全に服用・使用していただくために、わかりやすく正確な情報を患者さんや医療スタッフに提供していきます。
それ以外の分野においても、薬を使用しているところすべてに関わっていきます。また、より専門性の高い、質の高い医療を行うことができるよう、薬剤師の認定取得を後押ししています。
患者さんにお薬を正しく理解していただき、安心・安全に服用・使用していただくために、わかりやすく正確な情報を患者さんや医療スタッフに提供していきます。
業務内容
- 調剤業務
- 注射薬業務
- 混注業務
- 病棟業務(薬剤管理指導業務を含む)
- 医薬品情報管理業務(DI業務)
- 製剤業務
- 薬品管理業務
調剤業務
外来と入院の患者さんのお薬を、処方箋に基づいて調剤しています。お薬の飲み合わせや適正な使用方法を薬学的に管理するとともに、有効性・安全性の高いお薬を提供しています。電子カルテと連動した調剤支援システムを活用し、調剤業務の正確性と効率化を高めています。また、最終確認は、調剤者と異なる薬剤師が行い、過誤防止に努めています。
注射薬業務
入院患者さんの注射薬を注射箋に基づいて、アンプルピッカー(注射薬自動払出システム)を用い、患者さんごとに取り揃えます(個人別セット)。それを担当病棟の薬剤師が重複投与・用法用量・相互作用・配合変化等をチェックして、病棟に払い出しています。
※2021年1月、カート自動積載・返品薬仕分けのついた最新モデルにリプレイスしました。
※2021年1月、カート自動積載・返品薬仕分けのついた最新モデルにリプレイスしました。
混注業務
無菌的に調製することが必要な注射薬の混合を行っています。
- 食事から十分な栄養が摂れない患者さんに投与される中心静脈栄養(TPN)の調製を、クリーンベンチ内で無菌操作により行っています。
- 外来と入院のがん薬物療法に使用される抗がん剤については、投与量などをチェックした後、外来化学療法室と薬剤部に設置された安全キャビネット内で、「注射薬混注監査システム」を活用し、閉鎖式接続器具を使用して調製しています。
※当院では、がん薬物療法を安全かつ有効に実施するために、投与する薬剤の種類や量・期間・手順などを時系列で示した計画書(レジメン)の内容を、院内の委員会で審査し、承認されたものだけを使用しています。
病棟業務(薬剤管理指導業務を含む)
入院中の患者さんに、薬の服用方法・薬効などを説明し、服薬の意義を理解してもらうことにより、正しい服薬が行えるよう指導しています。また、患者さんの病状・薬歴・副作用などを観察・チェックすることにより、効果的で安全な薬物療法が行われることを支援しています。その他、病棟で使用される薬品の取り扱いにおける安全性や品質の管理、他院で処方された薬(持参薬)の確認、薬物血中濃度モニタリング(TDM)など、医薬品の適正使用のための様々な情報提供も行っています。
医薬品情報管理業務(DI業務)
医薬品を安全かつ適正に使用していただくため、医薬品に関する情報を医療スタッフや患者さんに提供しています。医療スタッフからの問い合わせに対応し、医薬品の適応症や副作用の追加情報、安全性に関する情報等を病院内に周知しています。院内で未知または重篤な副作用・有害事象が発生した場合は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に「医薬品安全性情報報告」として報告しています。また、薬剤師が薬物治療に介入し副作用やリスクを回避した場合には、「プレアボイド報告」として日本病院薬剤師会へ報告しています。
製剤業務
医師からの依頼に基づき、市販されていない院内製剤(特殊製剤)の調製を行っています。薬物治療上の必要性に応じて、個々の患者さんに合わせた院内製剤を調製しています。また、無菌性が求められる製剤はクリーンベンチ内で調製しています。
薬品管理業務
入院や外来の患者さんの治療に使用される薬が必要時に必要量供給できるよう、薬の管理を行っています。
チーム医療
チーム医療とは、多職種のスタッフがチームを組み、緊密に連携しながら治療やケアを行うことです。当院の薬剤師は医療チームの一員として、専門性を発揮しています。
がん薬物療法チーム
抗がん剤、輸液、支持療法など、すべての薬剤の投与を時系列的に網羅した治療スケジュール(レジメン)の妥当性を評価し、作成・登録をしています。電子カルテシステムを最大限活用してレジメンごとのオーダリングを可能としており、オーダ時の過誤防止に取り組んでいます。また、外来化学療法室での患者指導、保険薬局との連携充実にも取り組んでいます。
緩和ケアチーム
がんの治療に伴う身体のつらさ、気持ちのつらさ、生きている意味や価値についての疑問、療養場所や医療費のことなど、患者や家族が直面する様々な問題に対しチームで対応し、療養生活の質を向上させるように努めていきます。薬剤師は患者の状態や治療計画を薬学的視点からアセスメントし、チームメンバーに対して問題解決に繋がる薬剤の情報を提供しています。
感染制御・抗菌薬適正使用支援チーム
院内感染や耐性菌の発生は、極めて深刻な問題となっています。当チームでは院内感染を防止するために病院内の環境整備、手洗いや清潔操作、廃棄物の管理などについて観察、指導しています。また、抗菌薬の適正な使用について検討し、必要な助言や医師からの相談応需を行っています。チームの仲間と日々切磋琢磨しています。
栄養サポートチーム(NST)
患者の栄養状態の改善を目指して活動しているのがNSTです。他職種(医師、管理栄養士、看護師、言語聴覚士、歯科医師、歯科衛生士など)と一緒にカンファ・回診を行うことで、患者の栄養状態を評価し、解決策を検討しています。
認知症・せん妄サポートチーム
認知症患者さんに対する対応力及び、ケアの質の向上を図るために、病院内で多職種チームによる取り組みを行っています。チームのなかで薬剤師は認知症およびせん妄を誘起するリスクのある薬剤の使用の有無を確認し、代替薬剤等の提案を行っています。
糖尿病教室
医師、薬剤師、看護師、栄養管理士、理学療法士でチームを組んで、糖尿病全般についての講義を入院患者さんに行っています。糖尿病治療を行う上で薬物療法の他に、食事療法、運動療法が極めて重要になります。薬のことだけでなく日常の生活習慣について把握することも大切であり、他職種との情報共有を心掛けています。
新人教育
新人が、薬剤師としての心構えを学び、先輩薬剤師からきちんと業務指導を受けることが質の良い業務に繋がります。また多職種連携における薬剤師の活躍や、問題解決能力を持つ薬剤師の養成も期待されています。当薬剤部ではこれらの課題の達成を年間目標としてプログラムを組み研修を行っています。基本的な中央業務は10月までに習得し、その後病棟業務にも参加していきます。年度末には、病棟業務の中で経験した症例を発表する機会を設けています。新人の直接的な業務指導は各業務担当の薬剤師が行いますが、業務習得状況や問題解決能力の育成度を新人教育チームで見守り、必要に応じてフォローを行っています。
病棟や医療チームにおける連携の基礎としては、他医療職種の業務を知り相互に交流を深めるために栄養科、検査科などの他部署見学を行っています。
病棟や医療チームにおける連携の基礎としては、他医療職種の業務を知り相互に交流を深めるために栄養科、検査科などの他部署見学を行っています。
実務実習
医療人としてふさわしい知識や問題解決能力を有する薬剤師を育成することを目標とした薬学部6年生カリキュラムの一環として、当院でも薬剤師の監督・指導のもと薬学生が実務実習に取り組んでいます。
スケジュール
実習スケジュールではまず、内服・注射調剤、業務、中心静脈栄養(TPN)調製などの中央業務を経験し電子カルテからの情報収集を練習した後、内科および外科の4病棟を2日ずつ回ることにより幅広い薬物治療を学びます。病棟での薬剤の使われ方を見学したのちに再び中央業務で内服・注射薬処方を扱うことで、より深い学びが期待されます。後半では各実習生が1つの病棟に継続配属され、入院患者の薬物治療に継続的に介入しながら「患者のために学び考える」経験を積みます。実習の終盤には、継続配属病棟でかかわった症例について発表する機会を設けています。
多職種連携を考える
病棟や医療チームにおける薬剤師の役割を考えるために、他医療職部門(栄養管理科、検査科、放射線科、陽子線治療科)を見学します。また、レジメン検討委員会や感染制御チーム回診に参加する機会があります。
他病院の見学
当院のグループ病院である、名古屋市立大学病院、東部医療センターを見学し、各病院の特色を学びます。
実習生受け入れ実績(2023年度)
名古屋市立大学:7人
愛知学院大学 :3人
名城大学 :2人
金城学院大学 :1人
摂南大学 :1人
名古屋市立大学:7人
愛知学院大学 :3人
名城大学 :2人
金城学院大学 :1人
摂南大学 :1人
認定資格薬剤師
(2024年8月現在)
- がん薬物療法認定薬剤師 2名
- 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師 1名
- 妊婦・授乳婦専門薬剤師 1名
- 日病薬病院薬学認定薬剤師 10名
- 医療薬学専門薬剤師 1名
- 医療薬学指導薬剤師 1名
- 認定実務実習指導薬剤師 7名
- 感染制御認定薬剤師 2名
- 抗菌化学療法認定薬剤師 1名
- 小児薬物療法認定薬剤師 1名
- 救急認定薬剤師 1名
- 糖尿病療養指導士 2名
- 日本DMAT隊員 1名
学会発表・投稿論文等
学会発表・シンポジウム等
演題名 | 演者名 | 学会名 | 年月 |
がん化学療法における薬薬連携による処方提案の妨げとなる要因の実態調査研究 | 小川純明、杉本智哉、地引勝、村上仁志、中村敏史、井上裕貴、山口智江、佐々木俊則、佐藤由美子、堀田和男、宮崎雅之 | 日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 2024年3月 |
抗がん剤調製後の廃棄削減に向けた取り組み | 岡田優子、諸角一成、深見優衣、杉浦美結 、北山純花、佐藤由美子 | 日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 2024年3月 |
ジスチグミンによるコリン作動性クリーゼが疑われる症例に対して検査提案を行い、副作用の重篤化を未然回避した一例 | 朝倉宏紀、長水正也、佐藤由美子、森下修行 | 日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬剤師会東海支部合同学術大会2023 | 2023年11月 |
カペシタビンを用いた大腸癌術後補助化学療法施行患者における手術部位と下痢発現の関連性についての単施設観察研究 | 掛谷雅之、諸角一成、原賢康、三井章、佐藤由美子 | 日本医療薬学会 | 2023年11月 |
当院におけるがん化学療法に伴うB型肝炎ウイルス再活性化症例の報告および分析 | 深見優衣、諸角一成 、恒川有里、岡田優子、杉浦美結、佐藤由美子 | 日本医療薬学会 | 2023年11月 |
カペシタビンを用いた大腸癌術後補助化学療法施行患者における手術部位と下痢発現の関連性-単施設後ろ向き調査・中間報告 | 掛谷雅之、諸角一成、原賢康、三井章、佐藤由美子 | 日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 2023年3月 |
術後に治療抵抗性の Serratia marcescens 血流感染症を発症した食道癌の 1 例 | 若杉健弘、長水正也、横井佑梨、林祥平、辻恵理、上原侑里子、社本智也、原賢康、三井章、木村昌弘、瀧口修司 | 日本外科感染症学会総会学術集会 | 2022年11月 |
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行が及ぼす外来診療におけるがん薬物療法および服薬指導への影響 | 小柳津瞳、前田章光、山口智江、大島有美子、中井剛、原田哲彦、藤村浩司、小西郁代、坂野博紀、杉本智哉、佐々木俊則、佐藤由美子、堀田和男 | 日本医療薬学会 | 2022年9月 |
臨床倫理入門~がん医療で生じるモヤモヤをを整理しよう | 佐藤由美子、吉澤朝枝、川村和美、稲葉一人、楠瀬まゆみ | 日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 2022年3月 |
大腸がん患者におけるカペシタビン療法の有効性に対するヒスタミンH2受容体拮抗薬の併用の影響:他施設共同後方視的観察研究 | 細川祐岐、北爪賀子、河添仁、魚住龍史、吉澤朝枝、飯原大稔、藤井宏典、高橋正也、新井隆広、佐藤由美子、三上貴弘、横山敦、山﨑朋子、高橋克之、藤田行代志、村地康、諸角一成、土屋雅美、橋本浩伸、山口正和 | 日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 2022年3月 |
プロトンポンプ阻害薬は早期大腸がん患者におけるカペシタビン療法の有効性を低下させる:他施設共同後方視的観察研究 | 高橋克之、北爪賀子、河添仁、魚住龍史、吉澤朝枝、飯原大稔、藤井宏典、新井隆広、村地康、佐藤由美子、三上貴弘、橋口宏司、山﨑朋子、高橋正也、藤田行代志、細川祐岐、諸角一成、土屋雅美、横山敦、橋本浩伸、山口正和 | 日本医療薬学会 | 2021年10月 |
Association between capecitabine efficacy and proton pump inhibitors in patients with stage II-III colorectal cancer: A retrospective muticenter study | Hironori Fujii, Yoshiko Kitazume, Ryuji Uozumi, Hirotoshi Iihara, Masaya Takahashi, Takahiro Arai, Tomoe Yoshizawa, Yasushi Murachi, Yumiko Sato, Takahiro Mikami, Koji Hashiguchi, Katsuyuki Takahashi, Yukiyoshi Fujita, Tomoko Yamazaki, Yuki | ESMO Congress 2021 | 2021年9月 |
みんなで考えよう!でら困った学生~多様性をみとめあう実務実習~ | 日比陽子、佐藤由美子、藤堂恭正、大里洋一 | 日本薬学教育学会 | 2021年8月 |
がん化学療法患者におけるステロイド累積投与量と糖尿病発症率の後方視的調査-多施設共同研究- | 小西 郁代、中井 剛、中村 敏史、吉村 拓也、鈴木 善貴、杉山 みづほ、德田 富妃子、松下 直樹、坂野 博紀、村上 仁志、原田 哲彦、石川 未奈子、山口 智江、佐々木 俊則、堀田 和男、佐藤 由美子、板倉 由縁、山田 清文 | 日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 2021年3月 |
抗がん剤曝露調査による調製時における職業性曝露対策の評価 | 佐藤由美子、諸角一成、恒川有里、權田結乃、長水正也、日比陽子、森下修行 | 日本医療薬学会 | 2020年10月 |
日本人における高齢者がん治療のCARG Toxicity SCOREの検証 | 藤村浩、伊藤夕貴、大島有美子、平松久典、向山直樹、佐々木俊則、山口智江、佐藤由美子、堀田和男、久田達也、板倉由縁 | 日本医療薬学会 | 2020年10月 |
注射薬調剤業務効率化への取り組み | 恒川有里、岡本奈緒、山田知世、長水正也、佐藤由美子、日比陽子、中村康夫 | 日本医療薬学会 | 2020年10月 |
実務実習カリキュラムを基にした新人教育プログラム~成果と反省~ | 日比陽子、長水正也、神田光司、久田宜範、諸角一成、佐藤由美子、中村康夫、森下修行 | 日本医療薬学会 | 2020年10月 |
カルボプラチンを含む化学療法施行時の突出性悪心・嘔吐に対するオランザピン5㎎の効果を検討する第Ⅱ相臨床試験 | 吉田弘樹、前田章光、井上裕貴、江尻雅之、山口智江、櫛原秀之、山本泰大、安藤洋介、佐藤由美子、日比陽子、中村康夫 | 日本医療薬学会 | 2019年11月 |
認知症ケアチームと病棟薬剤師業務の連携 | 平手琢真、首代敏宏、長水正也、佐藤由美子、日比陽子、中村康夫 | 日本医療薬学会 | 2019年11月 |
実務実習カリキュラムを基にした新人教育プログラムの構築 | 日比陽子、長水正也、神田光司、久田宜範、諸角一成、佐藤由美子、中村康夫 | 日本医療薬学会 | 2019年11月 |
CREに対するコリスチンの使用経験~アミノグリコシド系およびカルバペネム系抗菌薬との併用療法への介入~ | 長水正也、猪飼崇通、久田宜範、諸角一成、佐藤由美子、日比陽子、菊池基雄、中村康夫 | 日本医療薬学会 | 2019年11月 |
大学病院と市立病院による複数病院連携実務実習の試み | 日比陽子、西出景子、江崎哲夫、森下修行、中村康夫、木村和哲 | 日本医療薬学会 | 2018年11月 |
ラムシルマブによる蛋白尿発現のリスク因子探索 | 佐久間晶基、近藤有、一木万奈美、杉本智哉、髙橋智洋、荒川裕貴、牛膓沙織、間瀬広樹、宮崎雅之、佐藤由美子、築山郁人、久田達也、板倉由縁、斎藤寛子 | 日本臨床腫瘍学会 | 2018年7月 |
がんと妊孕性に対する薬剤師の意識調査と研修会の効果について | 小山佐知子、牧野あずみ、松下直樹、大島有美子、永松秀紹、間瀬広樹、佐藤由美子、築山郁人、久田達也、板倉由縁 | 日本臨床腫瘍学会 | 2018年7月 |
血液内科患者入院時のポリファーマシーの実態 | 諸角一成、稲垣淳、菊池隆希、木下滉子、丹村貴之、長谷川和徳、大矢美緒、川合結乃、中村康夫 | 日本医療薬学会 | 2017年11月 |
Gemtuzumab ozogamicinが有効であった心不全を合併した急性前骨髄性白血病の1例 | 木下滉子、稲垣淳、菊池隆希、諸角一成、丹村貴之、長谷川和徳、大矢美緒、川合結乃、中村康夫 | 日本医療薬学会 | 2017年11月 |
多職種で取り組む当院の母乳育児支援「広報チーム」と、薬剤師の活動と今後の課題 | 中川友恵、河合真由美、村井亜弥子、小林真衣、熊谷千景、前田香織、鈴木悟、村松幹司、早川明子、柴田金光 | 日本母乳哺育学会 | 2017年9月 |
抗がん剤投与時におけるインラインフィルターの適切な使用に関するアンケート調査 | 諸角一成、佐藤由美子、本田渉、山本靖子、妹尾恭司、全並秀司、山田浩一 | 日本薬学会 | 2016年3月 |
PDCAサイクルを用いたB型肝炎ウイルス再活性化予防対策の実施と病棟薬剤業務への展開 | 佐藤由美子、本田渉、諸角一成、山本靖子、妹尾恭司、全並秀司、山田浩一 | 日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 2016年3月 |
CHOP療法におけるアプレピタントの有用性-多施設共同試験- | 江尻将之、宮崎雅之、佐藤由美子、町支優和、大島有美子、小山佐知子、荒川裕貴、近藤有、佐々木英雄、壁谷めぐみ、間瀬広樹、横山聡、築山郁人、久田達也、板倉由縁、勝見章男、松浦克彦 | 日本医療薬学会 | 2015年11月 |
PIH患者でのペルジピン注射薬投与終了後の血圧の再上昇に関する検討 | 中川友恵、鈴木佳克、山本珠生、松浦綾乃 | 日本妊娠高血圧学会 | 2015年8月 |
がん化学療法レジメンラベルとレジメンワークシートを用いた保険薬局への情報提供とその利用状況に関する実態調査 | 佐藤由美子、諸角一成、岡田千華、川上隼人、鈴木正和、長谷川雄哉、脇田充史、山田浩一 | 日本臨床腫瘍薬学会学術大会 | 2015年3月 |
進行・再発大腸がん患者における中等度催吐性リスク化学療法に対する制吐療法の効果に関する検討 | 小山佐知子、荒川裕貴、佐藤由美子、牛腸沙織、江尻将之、築山郁人、久田達也、板倉由縁、森一博、勝見章男 | 日本医療薬学会 | 2014年9月 |
ホスアプレピタントによる血管障害に関する後ろ向き研究 | 佐藤由美子、近藤勝弘、稲垣淳、小松弘和、岡田千華、成瀬久美、佐橋朋代、黒田純子、山田浩一、木村和哲、脇田充史 | 医療薬学フォーラム | 2014年6月 |
多職種デスカンファレンスが医療者間のコミュニケーションに及ぼす影響~デスカンファレンスはスタッフのコミュニケーションを深める~ | 武田ひろみ、稲垣淳、森香代美、村井亜弥子、佐藤由美子、土方誠、土方ますみ、春原啓一、持田圭仁、妹尾恭司 | 日本緩和医療学会 | 2014年6月 |
ラベタロール投与は妊娠高血圧症候群の神経症状の改善に有効である | 荒川友恵、鈴木佳克、松浦綾乃、山本珠生、柴田金光、六鹿正文、西川尚実、関宏一郎、加藤智子、川端俊一 | 日本産科婦人科学会 | 2014年2月 |
化学療法勉強会ニーズ調査アンケートによる病院薬剤師と保険薬局薬剤師のニーズの違い | 佐藤由美子、稲垣淳、諸角一成、牧原明秀、中島有佳子、荒川友恵、黒田純子、小松弘和、脇田充史、鈴村宏、木村和哲、山田浩一 | 日本医療薬学会 | 2013年9月 |
大量メトトレキサート療法後に急性腎不全をきたし、血液透析および血液吸着を施行し救命しえた悪性リンパ腫の一例 | 諸角一成、佐藤由美子、稲垣淳、小椋啓加、鈴木信吉、脇田充史、山田浩一 | 日本医療薬学会 | 2013年9月 |
がん専門薬剤師資格取得に向けて愛知県病院薬剤師会の取組み-伝わりやすい症例報告書作成- | 板倉由縁、久田達也、築山郁人、牛膓沙織、荒川裕貴、三島江津子、伴晶子、大島有美子、佐藤由美子、佐々木英雄、勝見章男 | 日本医療薬学会 | 2013年9月 |
Highly frequent and serious cases of injection site reaction induced by peripheral venous injection of fosaprepitant in anthracycine-treated patients. | Yumiko Sato, Masahiro Kondo, Atsushi Inagaki, Hirokazu Komatsu, Chika Okada, Tomoyo Sahashi, Junko Kuroda, Kazunori Kimura, Koichi Yamada, Atsushi Wakita | The European Cancer Congress | 2013年9月 |
フォスアプレピタント併用レジメンにおける注射部位反応発現状況に関する後方視的研究 | 佐藤由美子、近藤勝弘、稲垣淳、岡田千華、成瀬久美、佐橋朋代、黒田純子、小椋啓加、上垣史諸理、森義徳、木村和哲、山田浩一、遠山竜也、小松弘和、脇田充史 | 日本癌治療学会 | 2012年10月 |
効用値を用いた肺がんシスプラチン投与患者におけるアプレピタントのQOL評価 | 江尻将之、荒川裕貴、牛膓沙織、伊藤純代、佐藤由美子、築山郁人、久田達也、板倉由縁、斎藤寛子、勝見章男 | 日本医療薬学会 | 2012年10月 |
リーダーシップ、コミュニケーション、EBM~ジャパンチームオンコロジープログラム10年の軌跡と未来~ | 佐藤由美子 | 日本医療薬学会 | 2011年10月 |
投稿論文
論文名 | 著者名 | 掲載誌名 |
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行が及ぼす外来診療におけるがん薬物療法および服薬指導への影響 | 山口 智江、前田 章光、大島 有美子、小柳津 瞳、中井 剛、原田 哲彦、藤村 浩司、小西 郁代、坂野 博紀、杉本 智哉、佐々木 俊則、佐藤 由美子、堀田 和男、川合 甲祐、久田 達也、宮崎 雅之 | 日本病院薬剤師会雑誌(1341-8815)59巻1号 Page35-40(2023.01) |
カペシタビンと胃酸分泌抑制薬の薬物間相互作用の解明に向けた多施設共同臨床研究及び基礎研究 | 河添 仁、北爪 賀子、魚住 龍史、吉澤 朝枝、飯原 大稔、藤井 宏典、高橋 正也、新井 隆広、村地 康、佐藤 由美子、三上 貴弘、橋口 宏司、山崎 朋子、高橋 克之、藤田 行代志、細川 祐岐、諸角 一成、土屋 雅美、横山 敦、橋本 浩伸、山口 正和、古川 哲也、関口 真由、平井 光成、秋山 雅博、金 倫基、中村 智徳 | 医療の広場62巻10号 Page11-14(2022.10) |
日本人高齢がん患者における化学療法の重篤な副作用予測ツールの有用性の評価 | 佐々木 俊則、藤村 浩司、伊藤 夕貴、向山 直樹、大島 有美子、山口 智江、堀田 和男、佐藤 由美子、久田 達也、宮崎 雅之 | 日本病院薬剤師会雑誌(1341-8815)58巻9号 Page1037-1043(2022.09) |
Proton pump inhibitors affect capecitabine efficacy in patients with stage II-III colorectal cancer: a multicenter retrospective study | Yoshiko Kitazume, Hitoshi Kawazoe, Ryuji Uozumi, Tomoe Yoshizawa, Hirotoshi Iihara, Hironori Fujii, Masaya Takahashi, Takahiro Arai, Yasushi Murachi, Yumiko Sato, Takahiro Mikami, Koji Hashiguchi, Tomoko Yamazaki, Katsuyuki Takahashi, Yukiyoshi Fujita, Yuki Hosokawa, Issei Morozumi, Masami Tsuchiya, Atsushi Yokoyama, Hironobu Hashimoto, Masakazu Yamaguchi | Sci Rep. 2022 Apr 21;12(1):6561. |
注射処方箋に着目した抗がん剤投与時におけるインラインフィルターに関するインシデント防止対策の効果の検討 | 諸角一成、佐藤由美子、權田結乃、山本あゆみ、中前勝視、森下修行 | 日本病院薬剤師会雑誌(1341-8815)58巻3号 Page318-324(2022.03) |
直接作用型経口抗凝固薬の投与量チェックシート導入による処方適正化効果 | 長水正也、岡本有紀子、奥村拓也、佐藤由美子、森下修行 | 医薬品情報学(1345-1464)23巻3号 Page115-122(2021.11) |
Effects of 5-mg dose of olanzapine for breakthrough nausea and vomiting in patients receiving carboplatin-based chemotherapy: a prospective trial. | Akimitsu Maeda , Hiroki Yoshida , Hirotaka Inoue , Masayuki Ejiri , Satoe Yamaguchi , Hideyuki Kushihara , Yoshihiro Yamamoto , Yosuke Ando , Yumiko Sato , Yuusuke Tashiro , Ayako Hasegawa , Yuko Takahara , Mika Mizutani , Isao Oze , Junichi Shimizu | Ann Palliat Med. 2021 Mar;10(3):2699-2708. |
ラムシルマブによる蛋白尿のリスク因子の探索 | 佐久間晶基、近藤有、一木万奈美、杉本智哉、高橋智洋、荒川裕貴、牛膓沙織、間瀬広樹、宮崎雅之、佐藤由美子、築山郁人、久田達也、板倉由縁 | 日本病院薬剤師会雑誌 (1341-8815)56巻2号 Page191-197(2020.02) |
悪性リンパ腫患者に対するCHOP療法に伴う悪心・嘔吐におけるアプレピタントの有用性に関する検討 | 近藤有、江尻将之、間瀬広樹、宮崎雅之、荒川裕貴、築山郁人、佐藤由美子、大島有美子、小山佐知子、牛膓沙織、横山聡、町支優和、佐々木英雄、壁谷めぐみ、久田達也、板倉由縁 | 日本病院薬剤師会雑誌 (1341-8815)55巻3号 Page279-285(2019.03) |
CapeOX療法の完遂率に影響を与える要因の調査および適切な介入方法を目指した多施設共同研究 | 片山広美、三島江津子、佐々木俊則、伴晶子、横山聡、桂川健司、高取裕司、宮崎雅之、佐藤由美子、築山郁人、久田達也、板倉由縁 | 日本病院薬剤師会雑誌 (1341-8815)55巻1号 Page47-52(2019.01) |
非ホジキンリンパ腫患者に対するCHOP療法に伴う発熱性好中球減少症の1次予防におけるペグフィルグラスチムの費用対効果 | 杉本智哉、近藤有、一木万奈美、荒川裕貴、間瀬広樹、牛膓沙織、佐久間昌基、小山佐知子、大島有美子、宮崎雅之、築山郁人、佐藤由美子、久田達也、板倉由縁、山田清文 | 医療薬学 (1346-342X)44巻9号 Page441-448(2018.09) |
PDCAサイクルを用いたがん化学療法に伴うB型肝炎ウイルス再活性化対策の後方視的実態調査 | 佐藤由美子、本田渉、諸角一成、山本靖子、妹尾恭司、全並秀司、山田浩一 | 医療薬学 (1346-342X)42巻8号 Page596-602(2016.08) |
がん患者への声かけを容易にするためのグループワークの有用性に関する評価 | 隅田美紀、長谷部千夏、永治正太郎、秋田浩子、鈴木昇一、曽我望武、山田秀樹、山本有人、佐藤由美子、小木曽正輝 | 日本緩和医療薬学雑誌 (1882-9783)9巻2号 Page41-47(2016.06) |
mFOLFOX6療法後FOLFIRI療法時への切替における予防的制吐療法変更状況とその効果~進行・再発大腸がん患者を対象とした後方視的探索~ | 小山佐知子、荒川裕貴、佐藤由美子、牛膓沙織、江尻将之、築山郁人、久田達也、板倉由縁、森一博 | 医療薬学(1346-342X)42巻3号 Page185-192(2016.03) |
がん化学療法レジメンラベルとレジメンワークシートを用いた保険薬局への情報提供とその利用状況に関する実態調査 | 佐藤由美子、諸角一成、川上隼人、鈴木雅和、長谷川雄哉、岡田千華、脇田充史、山田浩一 | 医療薬学 (1346-342X)41巻7号 Page471-479(2015.07) |
大量メトトレキサート療法後に乏尿性急性腎不全を来し血液透析濾過および血液吸着を施行し救命し得た1例 | 諸角一成、稲垣淳、鈴木信吉、佐藤由美子、小椋啓加、菅憲広、小松弘和、脇田充史、山田浩一 | 癌と化学療法 (0385-0684)42巻5号 Page609-611(2015.05) |
Highly frequent and enhanced injection site reaction induced by peripheral venous injection of fosaprepitant in anthracycline-treated patients | Yumiko Sato , Masahiro Kondo , Atsushi Inagaki , Hirokazu Komatsu , Chika Okada , Kumi Naruse , Tomoyo Sahashi , Junko Kuroda , Hiroka Ogura , Shiori Uegaki , Tatsuya Yoshida , Yoshinori Mori , Hiroo Sawada , Shoichi Watanabe , Hiroshi Sugiura , Yumi Endo , Nobuyasu Yoshimoto , Tatsuya Toyama , Shinsuke Iida , Koichi Yamada , Kazunori Kimura , Atsushi Wakita J Cancer. 2014 Apr 24;5(5):390-7. | J Cancer. 2014 Apr 24;5(5):390-7. |
シスプラチンが誘発する悪心・嘔吐に対する効用値を用いたQOL評価 | 荒川裕貴、伊藤純代、江尻将之、牛膓沙織、佐藤由美子、築山郁人、板倉由縁、久田達也 | 日本病院薬剤師会雑誌 (1341-8815)50巻3号 Page313-318(2014.03) |
進行・再発大腸癌患者のmFOLFOX6およびFOLFIRI療法におけるパロノセトロンの制吐効果に関する後ろ向き調査 | 佐藤由美子、早川裕二、立松三千子、室圭、野間秀一、岡本浩一 | 癌と化学療法39巻8号 Page1215-1219(2012.08) |
進行・再発大腸がん患者のmFOLFOX6及びFOLFIRI療法における悪心・嘔吐発現状況に関する後ろ向き調査 | 佐藤由美子、立松三千子、石川和宏、岡本浩一、室圭、野間秀一 | Page1661-1666(2011.11) |