先輩の声⑦ 大学院生ナース
子どもはつねに何かしらのサインを出してくれているんです
看護師(3階西病棟(NICU)/中途入職/10年目)
看護師(3階西病棟(NICU)/中途入職/10年目)
Profile
出身 | 一宮市出身 |
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卒業校 | 名古屋市立大学(大学院卒) |
趣味や休日の 過ごし方 |
ピアノ、お酒、大学院の課題 |
看護師を目指したきっかけを教えてください
幼い頃から看護の世界に興味があり、大学時代に小児看護の分野に強く惹かれるようになりました。そこからは小児にどっぷりハマった人生です(笑)
性格的にとことん突き詰めるタイプなので、大学院に進学して新生児・小児科学の研究に没頭し、同時に、小児の専門病院に入職して臨床現場での経験を重ねていきました。
性格的にとことん突き詰めるタイプなので、大学院に進学して新生児・小児科学の研究に没頭し、同時に、小児の専門病院に入職して臨床現場での経験を重ねていきました。
西部医療センターに転職した理由は何ですか?
ちょうど西部医療センターが開設されるタイミングで「小児に力を入れる」と聞いていたので、これまでの経験や知識が活かせると思い転職を決めました。
現在も大学院に通いながら、専門看護師の取得を目指しているんですよね?
西部医療センターでは入職以来ずっとNICUでの業務に携わってきたのですが、その中で「もっとレベルを上げたい! 小児の現場のスペシャリストになりたい!」と考えるようになったんです。そこで、もう一度大学院で勉強して、小児看護の専門看護師の取得にチャレンジすることにしました。現在は看護師をしながら、週に2日、岐阜県の大学院に通っています。もちろん、病院もすごくサポートしてくれて、特に、教育課程派遣制度には助けられていますね。学費の補助や大学院に通うための交通費を支給してくれるので、負担がかなり抑えられています。
小児看護の魅力について教えてください
子どもってすぐ泣いちゃうし、意思の疎通がうまくいかなかったりしますよね。でもその一方で、子どもは子どもなりに仕草や表情などで何かしらのサインはつねに出してくれているんです。そういったちょっとしたサインを読み取って「この子にとって一番良い看護ができた」と思えた時にすごくやりがいを感じます。加えて、ご家族の笑顔もモチベーションですね。最初は不安で心配で、すごく緊張していたご両親が、治療が無事終わった瞬間、涙を流して「ありがとう」と言ってくださるんです。これは小児ならではの達成感だと思いますね。
看護師として大切にしていることは何ですか?
まずは「患者さんやご家族を笑顔にする」こと。そのためには、看護師をはじめ、受け入れる側に心の余裕が必要です。つまり、職場の雰囲気づくりですね。暗い表情で仕事をしていたり、ギスギスした関係性では、笑顔を生み出す看護は提供できません。私自身も、時に後輩に対して厳しく指導することがありますが、必ずユーモアを交えて、みんなの心がひとつの目標に向かえるよう努めています。
これから看護師を目指す方へアドバイスをお願いします
私は時々、自分の人生を振り返ってみるんです。「どうして看護師になったんだろう?」「なんで小児看護が好きなんだろう?」って。すると、そこには必ず「あ、あれがきっかけだ」という“ご縁”が存在しています。ですので、これから看護師を目指す方、就職先選びで迷っている方は、一度、人生の振り返りをしてみてはいかがでしょうか。例えば「あの先生のあの一言がずっと心に残っている」というのであれば、そこに理想とする看護師像のヒントが隠れているかもしれませんし、「理由はわからないけど、この病院何か気になるな」と感じるのであれば、それがあなたにとっての最適な入職先なのかもしれませんよ。
最後に西部医療センターのPRをお願いします!
当院の特徴は、小児、周産期、がんに強いことです。これらの分野に興味があるのなら、きっと理想に近いキャリアを歩んでいけると思います。また、大学の付属病院なので、大学と連携した最先端の医療に携わることができますし、一方で、地域の市民病院のようなのどかな雰囲気も持ちあわせているのもポイントだと思います。もちろん、私のように認定や専門看護師を目指したい人へのサポートも万全です。