先輩の声⑤ 復職ナース
専門学校で教員を務めた経験が、復帰した現場でもプラスに働いています
看護師(化学療法室/中途入職(復帰)/1年目)
看護師(化学療法室/中途入職(復帰)/1年目)
Profile
出身 | 海部郡蟹江町出身 |
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卒業校 | 名古屋市立大学看護短期大学部 |
趣味や休日の 過ごし方 |
子どもたちの野球応援 |
西部医療センターに転職した理由は何ですか?
正確に言うと、復帰ですね。以前も当院で看護師をしていたのですが、家庭の事情でどうしても週末のお休みが必要となり、病棟勤務が難しくなったんです。仕方なく退職しようと思っていたのですが、看護部の方から「専門学校の教員として働いてみない? 子育てが落ち着いたらまた看護師として戻ってくればいいから」と提案してくれたんです。私自身も西部医療センターで働くことにやりがいを感じていましたし、いつかは戻ってきたいと考えていたので、ありがたく受け入れることにしました。
専門学校の教員時代について詳しく教えてください
中央看護専門学校で6年間教員を務めました。すごく良い経験でしたね。看護師の時はなかなか考える機会がありませんでしたが、自分が教える立場になったことで、改めて看護について深く学び直すことができたと思います。具体的には「看護って何だろう?」といった本質の部分だったり、「これまで実践していたことがどのように理論に結びつくのか?」といった部分ですね。
教員を経験したことは、臨床の現場でもプラスになっていますか?
もちろんです!
特に「向き合うこと」の重要性については、教員を経験したからこそより理解が深まったと感じています。とてつもなく困難な状況やどう対処していいのかわからなくなるシーンに直面すると、つい「向き合うこと」の重要性を忘れて、その場から逃げ出したくなりますよね。でも、そんなことでは状況は何も変わりません。大変な時こそ、患者さんやご家族にとってのベストな看護を考え、その実現のために粘り強く向き合っていくことが大切なんです。
特に「向き合うこと」の重要性については、教員を経験したからこそより理解が深まったと感じています。とてつもなく困難な状況やどう対処していいのかわからなくなるシーンに直面すると、つい「向き合うこと」の重要性を忘れて、その場から逃げ出したくなりますよね。でも、そんなことでは状況は何も変わりません。大変な時こそ、患者さんやご家族にとってのベストな看護を考え、その実現のために粘り強く向き合っていくことが大切なんです。
これから看護師を目指す方へアドバイスをお願いします
最先端の医療に携わりたい、救急をメインに学びたい、地域のクリニックで活躍したい…など、それぞれに「どういう看護師になりたいのか?」「何を学んでいきたいのか?」という目標があると思います。ですので、まずはその柱となる部分をしっかり定めた上で、自身が成長するための最適な環境を探していってほしいと思います。環境が人を育てていきますからね。もうひとつ環境という面で言えば、卒後教育がしっかりしている病院を選ぶことも重要です。より高いレベルでキャリアを積んでいくためには、組織としての教育体制や自己啓発サポートの充実といったものが必要不可欠だと思います。
最後に西部医療センターのPRをお願いします!
大学の附属病院というと若い看護師のイメージがあるかも知れませんが、当院はベテラン看護師も多数在籍していますし、定年後に嘱託職員として残る先輩方もたくさんいらっしゃいます。また、私のように関連施設での経験を挟んだり、産休・育休から復帰される看護師も少なくありません。つまり、そのくらい居心地が良く、長く働くことができる病院だということです。加えて、そのようなバラエティに富んだ経験を持つ看護師に囲まれることで、自然と看護に対する意欲や向上心が刺激され、自分では思ってもみなかったような能力が引き出されることもあります。看護師としてのキャリアを構築するためのさまざまな設備、制度、フィールド、関連施設が用意されていますので、気になる方はぜひ当院の採用情報をチェックしてみてくださいね。