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周産期医療センター

妊婦健診・分娩をご希望の方へ


こんにちは!西部医療センターの助産師です!

当院はリスクの少ない分娩(ローリスク)からハイリスク分娩まで幅広く受け入れています。誰一人として同じお産はありません。あなたらしいお産を医師・助産師がチームとなって全力でサポートします!
当院は地域周産期母子医療センターとして合併症を持つお母さんの対応も行っています。またNICU(新生児集中治療室)を備え、早産の赤ちゃんやハイリスクの赤ちゃんの出産にも万全の医療体制で対応しています。
私たち助産師は皆さんの「嬉しい」「不安」といったさまざまな想いに寄り添いながら妊娠・出産・育児のお手伝いをさせていただきます。いつでも気軽にご相談ください。


当院で分娩をご希望の方は初診の予約をお願いいたします。予約はこちらから↓

妊婦健診について

妊婦健診

妊婦健診では、まず腹囲・子宮底を計測します。この際、前回の健診から今回の健診までにあった事・心配な事・もらったお薬の効果等、どんなことでもお気軽にお話ください。その後、胎児心拍を確認し、血圧や尿検査等全ての検査結果を総合的に診て、最後に医師よりお話させていただきます。

超音波検査

超音波検査の風景です。当院では、妊娠20週・30週・36週前後で超音波検査を行います。胎児の推定体重や羊水量の確認等は、とても大切なポイントです。ご主人様もご一緒に見学していただく事も出来ます。成長している赤ちゃんの姿をみてみましょう。

分娩空き状況

当院で分娩を希望される方は分娩予約が必要です。産婦人科外来に受診していただき、妊娠が確定した時点で分娩予約をお取りします。里帰り出産の方や、他院で妊婦健診を希望される方も分娩予約のために受診をお願いします。(分娩予約数には限りがあります。)
令和6年10月1日更新

令和6年

10月 11月 12月 令和7年1月 令和7年2月 令和7年3月

○ …分娩予約に余裕があります。
△ …分娩予約が残りわずかです。早めに受診をお願いします。
  分娩予約が終了した場合もあります。
× …誠に申し訳ありませんが、分娩予約の受付は終了いたしました。

ハイリスク妊娠の方は、分娩予約受付終了後もお受けすることがありますのでご確認ください。

ハイリスク妊娠とは?

  • 何らかの病気(合併症)を伴う妊娠
  • 過去の妊娠・分娩経過に重篤な異常(早産・妊娠高血圧症候群・大量出血等)があった
  • 多胎妊娠
  • 若年・高齢妊娠(18歳未満、40歳以上)
  • その他医師がハイリスクと認める妊娠

里帰り出産をご希望の方へ

妊娠初期に産婦人科外来に受診していただき分娩予約をお取りください。
その後はお近くの医療機関で妊婦健診を受けていただき、妊娠32~33週までに紹介状をお持ちのうえ、当院を受診してください。

帝王切開後経膣分娩(TOLAC)を希望される方へ

当院では、経膣分娩の条件を満たし、希望される妊婦さんにはTOLACを行っています。

TOLACとは、帝王切開の既往のある妊婦が、経膣分娩を試みること(試験分娩)を意味します。TOLACの成功率は70%前後ですが、反復帝王切開と比較してみると、母体死亡率、周産期死亡率(1ヶ月以内での新生児死亡率)、新生児仮死の頻度に差は認めず、むしろ術後合併症をふまえると、試験分娩は母体にとって帝王切開より危険性が低いといわれています。
ただし、重篤な合併症として子宮破裂があり、試験分娩中0.5~1.0%程度の確率で起こると言われています。子宮破裂は起こってしまうと母児ともに命に関わることにもなりかねないので、厳重な管理下での分娩が必要となります。

当院でTOLACをしていただける条件として、以下のことを挙げています。
①産科的に経膣分娩が可能である。
骨盤位(いわゆる「さかご」)、児頭骨盤不均衡(骨盤が狭く、赤ちゃんが産道を通れない状態)、前置胎盤など、経腟分娩に危険が伴う状況である場合は、TOLACは出来ません。
②帝王切開の既往は一回であり、術後感染などのトラブルがなかった。
③手術日から今回の分娩予定日までは2年以上経過している。
④子宮切開は一般的な深部横切開である。
一般的な帝王切開では子宮体部横切開を行いますが、逆T字切開や古典的切開(子宮縦切開)などの特殊な切開方法をされている方は子宮破裂のリスクが高く、TOLACをお断りしています。前回手術を受けた病院で説明されていないなど切開方法が不明な方は、状況などから判断してお断りする場合もあります。
⑤子宮の創に痛みを認めず、しかも、厚さが極端に薄くなっていない。
⑥正期産で児の推定体重が2000~3500gである。
⑦選択的帝王切開と試験分娩の2つの選択肢があることを理解した上で、本人、配偶者、家族の強い希望があり、試験分娩に同意を得ている。
上記のような条件を満たす方でも、医師の診察により試験分娩をお断りさせていただく場合がございます。また、陣痛発来時の対応として自宅から当院まで30分以内に来られる方が望ましいとさせていただいております。最終的には36週頃に医師が試験分娩可能と判断すれば、TOLAC同意書をお渡ししています。

また分娩中に、分娩停止、切迫子宮破裂、胎児ジストレスなど産科的適応により、急遽帝王切開に切り替わることがあります。その場合は、産科医の判断に従っていただきます。

硬膜外分娩について

お産に伴う痛みが心配な方に対して硬膜外麻酔を用いた硬膜外分娩(いわゆる無痛分娩)の提供を開始することになりました。硬膜外分娩では、硬膜外麻酔という背中からの注射による下半身麻酔でお産の痛みを和らげます。
硬膜外分娩によりリラックスして出産することで、母児に良い効果が期待できます。健康な産婦さんであっても、痛みによる過呼吸を抑えることや、ストレスホルモンによる胎盤の血流悪化を抑えることは、硬膜外分娩のメリットといえるでしょう。

名古屋市立大学病院の無痛分娩センターの麻酔専門医が、背中に硬膜外麻酔に使用するチューブ(硬膜外カテーテル)を入れる注射を行います。その後、硬膜外カテーテルから麻酔薬を入れて産痛を和らげます。麻酔の効果が安定化した後は、機械(PCAポンプ)を使って麻酔薬の注入を続けます。硬膜外分娩ではお産がゆっくり進行することが多いため、分娩時間が長くなったり吸引分娩や鉗子分娩が必要になる場合があります。
開始するにあたってまずは、経産婦さんを対象に子宮収縮促進剤を使用した誘発分娩により計画的に行います。
対応できる症例数に限りがありますので、先着順に予約を入れていきます。
予約いただいても計画通りに硬膜外分娩が行えないことがありますのでご了承ください。
今後、希望される妊婦さん全員に対し、どの時間帯でも提供できる体制を目指していきます。
硬膜外麻酔費用は14万5千円(名市大病院と同額)です。
興味のある方、希望される方には硬膜外分娩外来を受診していただき詳しい説明をさせていただきますので、外来担当医またはスタッフにお知らせ下さい。
※初めて診察を受けられる方へ
平日8時45分から11時30分に1階②受付へお越し下さい。

詳しくは、「外来受診の流れ」をご覧ください。

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