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がん診療

がん診療


質の高いがん診療を、安心・納得して受けて頂けるように

名古屋市立大学医学部附属
西部医療センター
病院長 大原 弘隆

わが国では、寿命の延長にともない、二人に一人は生涯に一度はがんを経験する時代になりました。毎年、新たに約100万人の患者さんががんと診断され、年間約40万人近い方ががんで亡くなられています。

西部医療センターは、2011年開設当初より「がん医療」を診療の一つの大きな柱として掲げています。この間、手術支援ロボット、強度変調放射線治療、新規分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤の投与などの新たな治療法を積極的に取り入れ、多くの診療実績を積んできました。2013年に東海地方では初めて陽子線治療を導入し、地域の医療機関の皆様からはより多くのがん患者さんをご紹介いただいております。2019年には厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院」の指定を、2020年には「がんゲノム医療連携病院(国指定)」の指定を受けました。

西部医療センターでは可能な限り「からだにやさしいがん医療」を目指し、患者さん一人一人に最適な医療を提供できるよう努めています。すなわち、上記のような最新の高度医療や内視鏡的治療、IVR治療、鏡視下手術などの低侵襲治療の中から最適な治療法を提案し、安心・安全な治療を受けていただけるよう心がけています。

また、高齢の患者さんは「がん」のみでなく、高血圧、糖尿病、心臓疾患、脳血管疾患、腎臓疾患などの他の病気を持っていることが少なくありません。西部医療センターでは、循環器内科、糖尿病・内分泌内科、脳神経内科、腎臓内科をはじめ全診療科が一体となって、がん患者さんの全身の様々な病態の変化に対応しています。

患者さんの目線に立った緩和ケアやリハビリテーション、患者さんやご家族の様々な不安や悩みに寄り添うため看護外来、がん相談、ピアサポートおよび就労支援なども行っています。何か少しでもご心配に思うことがありましたら、お気軽にがん相談支援センターへお立ち寄りください。
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