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当院について

関節リウマチ・骨粗鬆症センター



医師紹介

黒柳 元(くろやなぎ げん)

名古屋市立大学医学部附属リハビリテーション病院
整形外科准教授

日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本リハビリテーション医学会専門医、日本人工関節学会認定医、日本骨粗鬆症学会認定医

関節リウマチ・骨粗鬆症センターの開設にあたって

この度、令和8年4月より関節リウマチ・骨粗鬆症センターを開設し、センター長を拝命しました整形外科の黒柳元(くろやなぎげん)と申します。2006年に名古屋市立大学医学部を卒業し、小牧市民病院と名古屋市立東部医療センターで骨折治療、人工関節、関節リウマチ、骨粗鬆症などを学びました。その後、大学院に進学し骨代謝の基礎研究を行い、2016年よりアメリカ合衆国テキサス州ダラスにあるTexas Scottish Rite Hospital for Children(TSRH)で大腿骨頭壊死症の基礎研究も行っています。2018年にアメリカより帰国し、名古屋市立大学病院の股関節グループのチーフとして、多くの人工関節の手術を行いました。私は、日本リウマチ学会専門医と日本骨粗鬆症学会認定医も取得しており、三重北医療センターいなべ総合病院、春日井市の東海記念病院などで、関節リウマチと骨粗鬆症の専門外来を現在も行っています。当センターは名古屋市立大学病院と場所が近く、電子カルテも繋がっているため、基礎疾患や合併症を有する場合でも名古屋市立大学病院との連携により安心かつ安全な医療を提供します。

関節リウマチは関節の痛みと腫脹を主症状とし、30~50歳の女性に多く発症する、国内に80万人の患者さんがいる頻度の高い病気です。関節の炎症が続くことで、関節の破壊と変形が起こり、日常生活動作に不便をきたすようになります。関節リウマチの治療の目標は、炎症を抑えて症状がほぼ消失した状態、すなわち寛解(かんかい)の達成と維持です。最近では、関節破壊が発症後2年以内に急速に進行することが明らかとなり、できるだけ早く寛解を目指し積極的に治療を始めることが重要と考えられています。治療は、メトトレキサート、生物学的製剤、分子標的薬(JAK阻害剤)などの薬物療法を行います。薬物療法により、寛解を維持し、関節破壊を抑制すると、手術を避けることができ健康な方と同じ日常生活を送ることができます。関節リウマチだけでなく、乾癬性関節炎(psoriatic arthritis:PsA)や強直性脊椎炎(ankylosing spondylitis:AS)、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎(non-radiographic axial spondyloarthritis:nr-axSpA)などの脊椎関節炎の治療も行っています。診断のための超音波、MRI、HLA-B27タイピング検査などの精密検査が可能です。

骨粗鬆症に関しては、最新の骨形成促進薬の治療を多くの患者さんに行っております。最近では、三重北医療センターいなべ総合病院で骨折リエゾンサービス(FLS)チームの立ち上げにも関与し、日本骨粗鬆症学会で多くの発表も行ってまいりました。回復期病棟に入院する患者さんは骨粗鬆症の可能性が非常に高いと思われます。開業医の先生との連携を強化し、骨粗鬆症の検査及び治療を行う体制も構築していきたいと考えています。

両手の●の関節の痛みや腫れ、手首、肩、肘、膝、股、足首、足趾などの関節の痛みや腫れがある場合は、関節リウマチの可能性があります。

名古屋市立大学医学部附属病院の中核病院として、関節リウマチや骨粗鬆症の患者さんの健康寿命を延伸できるよう、質の高い治療を提供いたします。骨粗鬆症の専門的な治療を希望される患者さん、関節が痛い、朝のこわばりがある、健診でリウマチ因子が陽性(RF陽性)、CRPが陽性、爪や皮膚症状がある、手指が腫れる、腰痛が続くなど関節リウマチや脊椎関節炎が疑われる患者さんがいらっしゃいましたら、是非ご紹介くださいますようお願い申し上げます。

診察日

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 〇 〇 〇
(9時~12時)
午後
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