平成28年度 東部医療センター 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 265 140 314 487 738 829 1836 2451 2340 729
◎退院した患者さんの人数を10歳刻みの年齢階級別に集計しています。年齢は入院日の満年齢となります。
【解説】
当院は、急性期医療を提供するとともに、地域の中核病院としての役割を担っており、特に7０歳以上9０歳未満の患者さんが多い構成となっております。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１１あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 234 0.82 3.06 2.14 69.20
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等２なし 221 4.86 5.51 0.45 64.77
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 138 17.98 17.95 9.42 83.60
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１なし、１,２あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 118 5.35 4.71 0.00 69.86
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 67 22.42 21.25 17.91 88.09
◎診療科別に症例数の多い上位３症例について集計しています。各診療科がどのような疾患を多く診療しているかを知ることができます。
（10未満の数値の場合は‐（ハイフン）を表示）
・DPCコード：診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばDPCコードは異なります。
・DPC名称：どのような病気と治療方法で分類されているかを表す名称です。
・平均在院日数（自院）：病院に入院していた日数（在院日数）の平均値です。
・平均在院日数（全国）：厚生労働省より公表されている全国のDPC対象病院の在院日数の平均値です。
・転院率：該当する症例数の内、当院から他の病院に移動して継続入院（転院）することとなった患者さんの割合です。
【解説】
当院では狭心症、不整脈の症例が多く、カテーテル治療および検査、経皮的カテーテル心筋焼灼術などの治療を多く行っています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 96 7.70 7.89 0.00 66.67
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等２なし 副傷病なし 90 10.97 11.06 1.11 72.62
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 62 10.45 9.08 0.00 70.00
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 56 23.55 21.25 23.21 86.46
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等２なし 51 8.84 5.50 3.92 54.41
【解説】
当院では消化管疾患が多く、消化器内視鏡センターの体制を整えており、消化器、肝臓、胆のう、膵臓など多岐にわたる疾患における内視鏡をはじめとした総合的治療を多く行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 88 25.66 21.25 20.45 84.82
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 58 2.84 3.68 0.00 68.91
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし 55 17.51 12.35 0.00 71.78
0400801499x002 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なしA-DROP スコア2 48 15.42 15.29 12.50 83.29
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等２なし 33 22.36 19.92 3.03 76.06
【解説】
当院では肺炎症例が多く、気管支炎、肺炎、気管支拡張症などの感染性肺疾患、肺癌などの腫瘍性疾患、肺気腫、慢性気管支炎などの慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息などのアレルギー疾患、間質性肺炎、サルコイドーシスなどのびまん性肺疾患、胸膜炎、自然気胸などの胸膜疾患など、呼吸器疾患全般にわたって対応しています。肺癌については診断入院から化学療法の治療入院を中心に放射線治療など総合的な治療を行っています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 116 18.36 16.54 26.72 72.87
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 28 33.93 21.25 10.71 81.61
010060x2990201 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２２あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 26 21.38 16.73 26.92 73.19
010060x2990411 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 副傷病１あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 24 19.21 18.76 20.83 75.25
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 19 10.32 7.12 26.32 60.47
【解説】
当院では脳梗塞症例やてんかんが多く、看護・リハビリテーションスタッフとともに、日常生活の自立、社会復帰をめざしています。
内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。） 手術なし 手術・処置等２１あり 副傷病なし85歳未満 17 13.65 14.61 0.00 57.24
100210xxxxxxxx 低血糖症 12 2.25 6.96 0.00 74.00
040081xx97x0xx 誤嚥性肺炎 手術あり 手術・処置等２なし - - 41.29 - -
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし - - 21.25 - -
100070xx99x110 ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。） 手術なし 手術・処置等２１あり 副傷病あり85歳未満 - - 16.31 - -
【解説】
当院では糖尿病症例が多く、インスリン療法、内服治療、食事療法、運動療法など幅広い治療を行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 18 22.56 12.84 11.11 76.11
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術　その他の動脈等 手術・処置等２なし 副傷病なし 14 16.64 8.87 7.14 73.71
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 13 13.23 12.43 0.00 84.15
110290xx99x00x 急性腎不全 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 12 19.83 14.60 8.33 72.17
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２１あり 副傷病なし 11 15.09 14.77 0.00 70.73
【解説】
当院では腎不全症例が多く、血液透析をはじめとし食事・生活習慣指導を行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
0400801199x00x 肺炎等（1歳以上15歳未満） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 38 4.58 5.79 0.00 4.61
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他） 副傷病なし 21 4.00 6.02 0.00 1.52
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等２なし 副傷病なし 18 4.06 6.42 0.00 3.06
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等２なし 16 4.19 6.09 0.00 2.31
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 16 4.31 6.18 18.75 0.00
【解説】
肺炎をはじめとした呼吸器症例が多い状況です。病気だけではなく、発達や育成を見守る健診や病気にかからないようにする予防接種にも力を入れて取り組んでいます。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 45 4.98 5.60 0.00 35.51
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等２なし 39 13.79 12.73 2.56 70.82
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 38 19.00 15.92 2.63 72.82
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など） 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 31 6.42 6.82 0.00 57.00
060150xx02xxxx 虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 28 9.68 9.91 0.00 52.46
【解説】
当院では虫垂炎や肺癌をはじめとする肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍、気胸、膿胸、胸部外傷などの呼吸器外科領域、乳腺など様々な疾患に対応しています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 11 2.09 3.34 0.00 71.55
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等２１あり 副傷病なし - - 28.23 - -
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等２なし - - 12.74 - -
050080xx01010x 弁膜症（連合弁膜症を含む。） ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等 手術・処置等１なし 手術・処置等２１あり 副傷病なし - - 24.70 - -
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術（梗塞切除を含む。）　単独のもの等 手術・処置等１なし 手術・処置等２１あり - - 23.36 - -
【解説】
当院では静脈瘤症例が多くレーザーを使用した血管内治療を行っております。また、弁膜症症例については、通常約20ｃｍの切開が必要な大動脈弁置換術を行いますが、症例に応じて約６ｃｍの切開で可能な小切開手術(MICS)を施行しております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 195 11.67 27.63 89.23 82.63
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 55 21.31 24.42 29.09 66.20
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 47 6.62 5.49 4.26 51.64
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 39 25.15 26.26 25.64 75.00
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷（スポーツ障害等を含む。） 腱縫合術等 36 9.06 11.91 0.00 37.03
【解説】
当院では股関節症例が多く、人工股関節手術術前の患者さんに対して全例でコンピュータによる術前シミュレーションを行い良好な結果を得ています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 66 8.91 7.52 13.64 65.00
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 61 21.48 19.35 55.74 72.54
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 56 11.34 9.87 10.71 73.27
010040x199x00x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10以上） 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 33 28.27 22.05 63.64 76.61
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 19 2.05 3.20 0.00 63.47
【解説】
当院では頭蓋内損傷症例が多く、脳血管センターの体制を整えており、脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷性疾患などを主体として診療を行っています。
また、脳卒中ケアユニット（急性期脳卒中治療室）で急性期の脳卒中に対し集中治療を行っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 19 13.53 11.97 5.26 67.21
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 16 7.44 8.96 0.00 74.75
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等２なし - - 8.78 - -
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり - - 6.76 - -
070060xxxxxxxx 手肘の関節炎 - - 16.00 - -
【解説】
当院は急性膿皮症や帯状疱疹が多く、抗生剤治療をはじめ、全身症状をともない精査が必要な病気にも対応しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等１なし 副傷病なし 106 4.05 5.83 0.94 57.98
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 81 6.84 7.44 1.23 74.11
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 41 9.56 12.43 2.44 72.05
11022xxx99xxxx 男性生殖器疾患 手術なし 33 8.67 8.83 3.03 67.70
110200xx04xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的レーザー前立腺切除術 32 7.13 7.78 0.00 70.13
【解説】
当院は尿路結石や膀胱腫瘍が多く、細径内視鏡を用いた経尿道的手術を行っています。
また、副腎、腎蔵、膀胱、前立腺については腹腔鏡による低侵襲手術を積極的に行っています。また、DPC症例対象外ですが前立腺癌の疑いがある患者さんに対する前立腺生検も多く行っています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 125 6.96 6.29 0.00 42.30
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等 102 6.43 6.42 0.00 38.66
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 81 10.02 10.05 0.00 39.63
120010xx99x40x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２４あり 副傷病なし 54 1.07 4.84 0.00 57.80
120100xx01xx0x 子宮内膜症 子宮全摘術等 副傷病なし 35 6.86 7.92 0.00 40.80
【解説】
当院は子宮と卵巣の良性腫瘍が多く、入院期間の短縮、社会生活への早期復帰が可能な腹腔鏡による低侵襲手術を積極的に行っています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 11 12.55 10.53 0.00 54.55
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 - - 7.01 - -
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし - - 7.72 - -
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり片眼 - - 9.15 - -
180040xx97x0xx 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 手術・処置等２なし - - 15.58 - -
【解説】
当院は、手術を目的とした眼科治療が多く、その中でも白内障（DPC対象外症例の手術のため集計表には示していない）に対する治療が多く行われているほか、網膜剥離などの治療も多く行っています。
耳鼻いんこう科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 38 5.79 5.50 0.00 38.87
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 37 5.19 5.24 2.70 64.30
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 29 8.07 8.12 0.00 18.00
030428xxxxxxxx 突発性難聴 24 9.50 9.37 0.00 56.92
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 21 8.00 9.60 4.76 63.95
【解説】
当院は、扁桃、アデノイド疾患が多く、抗生剤治療や口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術などを行っています。また、耳の中の平衡感覚をつかさどる前庭という器官の機能障害や難聴に対する治療も多く行っています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 16 9 14 36 44 15 1 7
大腸癌 15 31 50 31 50 13 1 7
乳癌 6 14 5 2 11 7 1 7
肺癌 32 8 13 54 48 25 1 6,7
肝癌 1 8 6 3 23 16 1 7
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
◎現在、日本で最も罹患率の高い５つの癌（胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌）の病期（Stage）ごとの症例数を集計したものです。
・UICC病期分類：国際対がん連合（UICC）によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つの要素によって各癌をⅠ期（早期）～Ⅳ期（末期）の 4病期（ステージ）に分類したものです。
【解説】
症例数を病期ごとに知ることで、癌診療の幅（早期～末期）を確認することができます。
当院では大腸癌の患者さんが最も多く、初期癌～進行癌まで幅広い病期の診療を行っています。
早期のうちに内視鏡治療、腹腔・胸腔鏡下手術など患者さんの負担が少ない治療を行ってます。
また、進行癌についても手術療法、化学療法、放射線療法など総合的な治療を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 17 13.53 51.00
中等症 222 17.61 77.51
重症 63 26.14 84.68
超重症 23 25.52 86.83
不明 - - -
◎成人（15歳以上）の市中肺炎患者さんについて、重症度別に集計したものです。（10未満の数値の場合は‐（ハイフン）を表示）
・市中肺炎：普段の社会生活の中でかかる肺炎ことです。
・平均在院日数：病院に入院していた日数（在院日数）の平均値です。
【解説】
肺炎は罹患率、死亡率も高く、国民の死亡原因の上位になる疾患の一つです。
当院では、重症度２（中等症）の患者さんが最も多く、年齢が高いほど重症化し、在院日数も長くなる傾向があります。
早期診断、早期治療に努めていきます。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 8 5.13 71.13 0.00
その他 2 4.50 54.00 0.00
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 319 25.48 75.76 29.75
その他 34 29.38 77.56 2.55
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 2 28.00 83.00 5.00
その他 18 7.17 69.83 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 2 13.00 68.00 0.00
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - - - - -
I679 脳血管疾患，詳細不明 - - - - -
◎脳梗塞について病型別に集計したものです。
・ICD10：国際疾病統計分類に基づいて、様々な傷病名をコード化して分類したものです。
・平均在院日数：病院に入院していた日数（在院日数）の平均値です。
・転院率：該当する症例数の内、当院から他の病院に移動して継続入院（転院）することとなった患者さんの割合です。
【解説】
発症日から３日以内、その他と分類してあるのは、早期発見、早期治療による治療成績が異なるためで、転院率は当院での急性期治療を行ったあと、地域のリハビリテーション病院等に転院した割合を示しています。
当院では、発症から３日以内の脳梗塞に対する治療が多く、治療後はおよそ3人に１人の患者さんが転院されています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ） 198 152 2.81 0.00 65.71
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 125 4.12 4.82 0.00 70.15
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞） 55 0.11 21.85 10.91 68.55
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術（その他） 29 3.17 4.10 3.45 59.52
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 28 1.39 7.68 3.57 75.46
◎診療科別に手術症例数の多い上位５症例について集計したものです。
・Kコード：手術術式の点数表コードです。
・名称：手術術式の名称です。
・平均術前日数：入院日から手術前日までの日数の平均です。
・平均術後日数：手術翌日から退院日までの日数の平均です。
・転院率：該当する症例数の内、当院から他の病院に移動して継続入院（転院）することとなった患者さんの割合です。
当院では不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術や虚血性心疾患（心筋梗塞や狭心症など）に対する経皮的冠動脈ステント留置術を多く行っています
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 213 1.59 1.62 0.47 68.09
K654 内視鏡的消化管止血術 93 1.01 12.23 9.68 73.69
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ以上） 63 1.35 2.00 1.59 67.08
K6871 内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみのもの） 60 2.32 7.30 0.00 70.25
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 45 3.82 16.31 4.44 80.29
当院では消化器内視鏡センターの体制を整えており、消化器内科では内視鏡を用いた手術を行っております。大腸ポリープに対する内視鏡的手術を多く行っています。内視鏡を使用する手術では患者さんの身体的負担や在院日数などが軽減されます。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 59 1.36 4.71 0.00 60.83
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 58 1.21 1.21 0.00 63.59
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） 45 0.31 3.67 0.00 35.51
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 43 8.98 14.56 0.00 71.72
K6335 鼠径ヘルニア手術 41 1.51 1.59 4.88 75.37
当院では胆嚢、鼠径ヘルニア、結腸悪性腫瘍症例が多く、腹腔鏡下手術を積極的に取り組んでいます。
また、肺癌をはじめとする肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍、気胸、膿胸、胸部外傷などの呼吸器外科領域や乳腺など様々な疾患の手術に対応しています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 11 0.91 0.18 0.00 71.55
K5611 ステントグラフト内挿術（胸部大動脈） - - - - -
K5551 弁置換術（１弁） - - - - -
K5601ﾆ 大動脈瘤切除術（上行大動脈）（その他のもの） - - - - -
K5612 ステントグラフト内挿術（腹部大動脈） - - - - -
当院では静脈瘤症例が多くレーザーを使用した血管内治療を行っております。また、大動脈瘤に対しステントグラフトというバネつきの特殊な人工血管を細い管に収納し、太腿の付け根などから血管に挿入し患部で拡張することで、大動脈瘤に血液が流れないようにするステントグラフト内挿術や、心臓弁が正常に機能しなくなった弁膜症に対し、弁を切除し、人工弁を埋め込む弁置換術も行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿） 137 1.47 10.00 73.72 78.05
K0821 人工関節置換術（肩，股，膝） 97 1.70 20.85 27.84 70.00
K0811 人工骨頭挿入術（肩，股） 85 1.82 7.98 89.41 80.64
K0462 骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨） 54 2.54 13.56 22.22 55.81
K0731 関節内骨折観血的手術（肩，股，膝，肘） 49 1.51 11.73 67.35 69.49
当院では骨折による手術が多く、、人工股関節手術術前の患者さんに対して全例でコンピュータによる術前シミュレーションを行い良好な結果を得ています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 49 0.27 12.14 8.16 76.00
K1642 頭蓋内血腫除去術（開頭）（硬膜下） 19 0.63 20.68 26.32 77.21
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他） 14 4.29 21.71 28.57 65.07
K1781 脳血管内手術（１箇所） 14 1.50 15.21 0.00 63.07
K189 脊髄ドレナージ術 10 2.60 44.80 40.00 60.10
当院では慢性硬膜下血腫に対して硬膜下に溜まった血腫を洗浄除去する手術を多く行っています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術（レーザー） 108 1.26 1.93 0.93 58.61
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの） 77 1.84 4.18 1.30 74.16
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術（ホルミウムレーザー） 32 1.28 4.84 0.00 70.13
K843-2 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 27 2.67 10.81 0.00 69.48
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 26 0.00 1.00 0.00 56.81
当院では尿路結石に対するレーザーを用いた低侵襲の除去術を多く行っています。次いで膀胱癌に対し尿道から内視鏡を挿入して腫瘍を切除する手術を多く行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡） 141 1.32 4.15 0.00 39.66
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 99 1.36 4.98 0.00 45.33
K8721 子宮筋腫摘出（核出）術（腹式） 54 1.54 8.26 0.00 36.35
K8862 子宮附属器癒着剥離術（両側）（腹腔鏡） 46 1.59 4.04 0.00 32.61
K872-2 腹腔鏡下子宮筋腫摘出（核出）術 38 1.29 3.97 0.00 36.03
当院では卵巣などの子宮付属器の腫瘍に対し、腹腔鏡を用いた低侵襲の摘出術を多く行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの） 508 0.02 1.07 0.00 75.65
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む） 28 0.18 10.14 0.00 63.21
K2821ｲ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（縫着レンズを挿入するもの） - - - - -
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術（その他） - - - - -
K2822 水晶体再建術（眼内レンズを挿入しない場合） - - - - -
当院では白内障に対する水晶体再建術（眼内レンズ挿入）を多く行っています。
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） 29 1.00 6.24 0.00 19.97
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 16 0.94 5.19 0.00 56.19
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -
K340-3 内視鏡下鼻・副鼻腔手術１型（副鼻腔自然口開窓術） - - - - -
K309 鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術 - - - - -
当院では咽喉頭疾患に対する口蓋扁桃手術を多く行っています。次いで内視鏡下鼻・副鼻腔手術を行っています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 5 0.05
異なる 25 0.25
180010 敗血症 同一 35 0.35
異なる 20 0.20
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる 3 0.03
180040 手術・処置等の合併症 同一 57 0.56
異なる 1 0.01
◎感染症や手術に伴う合併症の発生率を集計したものです。
・DPC：14桁あるDPCコードのうち、病名を表す6桁で集計しています。
・播種性血管内凝固症候群：感染症などによって起こる全身性の重症な病態です。
・敗血症：感染症によって起こる全身性炎症反応の重症な病態です。
・その他の真菌感染症：真菌による感染症です。
・手術･処置等の合併症：手術や処置等で一定割合で発生してしまう術後出血や創部感染等の病態です。合併症は、どのような術式でもどのような患者さんでも、一定の確率で起こり得るもので医療ミスとは異なります。
【解説】
播種性血管内凝固症候群や敗血症は早期診断、早期治療が求められる重篤な病態で入院後に発症する場合も多く、重症化するケースや基礎疾患が影響しているケースが多いと考えられます。
また、手術・術後の合併症においても、合併症が起きないよう細心の注意を払って施行しており、事前に患者さんやご家族に説明したうえで、手術等の同意をいただいております。今後も病院全体で減少に取り組んでいきます。
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