病院長挨拶
前進する東部医療センター
平素より名古屋市立大学医学部附属東部医療センターに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
名古屋市立大学医学部附属となった東部医療センターに病院長として着任して早くも3年目をむかえました。大学附属病院化によって診療の質の向上はもとより、診療収入からみた診療の量もこの2年間で約23%拡大いたしました。このことは、地域医療支援病院としての役割を着実に果たし、市民の皆様へより良い医療が提供できた証左と考えております。
当院の特色として救命救急医療と感染症医療を挙げることができます。救命救急センターは「断らない救急」の実践のために不断の努力をしており、令和4年度は約7200台の救急車を受け入れました。さらに救急患者の夜間帯受け入れ状況の改善や緊急手術のタイムリーな応需に向けて、令和5年度に看護師40名超の増員を行います。また第2種感染症指定医療機関として、令和3・4年度に名古屋市内・愛知県下におきまして1・2番目に多くの新型コロナ患者を受け入れてきましたが、令和5年度においても重症患者用のICUの1床を含む33床を確保して市民のための感染症医療の受け皿としての役割を果たして参ります。
今後当院は、救命救急医療と感染症医療に加えて、がん診療に注力していきたいと考えております。すでに先進がん治療センターを立ち上げていますが、このセンターを核にがんに対する手術療法・放射線療法・薬物療法のチーム医療化を推進し、病院が一体となって全人的な視野に立つがん診療を目指します。特に高齢・他臓器合併症を有するがん患者さんを積極的に受け入れて参ります。当院のICU 6床、CCU 4床、HCU 10床(うち脳神経疾患向け4床)の重症患者診療体制が、高齢者がん診療をサポートします。
また、診療体制強化の一環として、今年度から眼科・レーザー治療センターを開設いたしました。通常の眼科診療に加えて、網膜症・緑内障の専門医療機関として積極的に患者さんの受け入れを行いたいと考えております。加えて骨粗鬆症に対する診療を強化いたします。お困りの患者さんがおられましたら、リウマチ・骨粗鬆症センターにご相談ください。
名古屋市立大学医学部附属東部医療センターは、地域の皆様、名古屋市民の皆様に信頼され、愛される病院を目指します。引き続きご支援を賜ります様、何卒よろしくお願い申し上げます。
名古屋市立大学医学部附属東部医療センター
病院長/大手 信之
名古屋市立大学医学部附属となった東部医療センターに病院長として着任して早くも3年目をむかえました。大学附属病院化によって診療の質の向上はもとより、診療収入からみた診療の量もこの2年間で約23%拡大いたしました。このことは、地域医療支援病院としての役割を着実に果たし、市民の皆様へより良い医療が提供できた証左と考えております。
当院の特色として救命救急医療と感染症医療を挙げることができます。救命救急センターは「断らない救急」の実践のために不断の努力をしており、令和4年度は約7200台の救急車を受け入れました。さらに救急患者の夜間帯受け入れ状況の改善や緊急手術のタイムリーな応需に向けて、令和5年度に看護師40名超の増員を行います。また第2種感染症指定医療機関として、令和3・4年度に名古屋市内・愛知県下におきまして1・2番目に多くの新型コロナ患者を受け入れてきましたが、令和5年度においても重症患者用のICUの1床を含む33床を確保して市民のための感染症医療の受け皿としての役割を果たして参ります。
今後当院は、救命救急医療と感染症医療に加えて、がん診療に注力していきたいと考えております。すでに先進がん治療センターを立ち上げていますが、このセンターを核にがんに対する手術療法・放射線療法・薬物療法のチーム医療化を推進し、病院が一体となって全人的な視野に立つがん診療を目指します。特に高齢・他臓器合併症を有するがん患者さんを積極的に受け入れて参ります。当院のICU 6床、CCU 4床、HCU 10床(うち脳神経疾患向け4床)の重症患者診療体制が、高齢者がん診療をサポートします。
また、診療体制強化の一環として、今年度から眼科・レーザー治療センターを開設いたしました。通常の眼科診療に加えて、網膜症・緑内障の専門医療機関として積極的に患者さんの受け入れを行いたいと考えております。加えて骨粗鬆症に対する診療を強化いたします。お困りの患者さんがおられましたら、リウマチ・骨粗鬆症センターにご相談ください。
名古屋市立大学医学部附属東部医療センターは、地域の皆様、名古屋市民の皆様に信頼され、愛される病院を目指します。引き続きご支援を賜ります様、何卒よろしくお願い申し上げます。
名古屋市立大学医学部附属東部医療センター
病院長/大手 信之