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放射線科




診療科部長からのメッセージ

本学医学部放射線医学教室には、50年を越える歴史がありますが、私は平成14年3月より、第5代教授を務めております。
名古屋市と周辺地域の医療において重要な役割を担う本学の放射線科では、放射線医学の全分野に優秀なスタッフを配して、最高の医療を行うことを目指しております。画像診断学に関しては、大場覚前教授が指導された各臓器の専門家を有しており、診断の精度や画像下治療(インターベンショナルラジオロジー)には高い信頼を得ていると自負しております。一方、私の専門の放射線治療も、国内最高レベルの診療を行っております。
現在は平成16年に導入した、当時最新鋭であった画像診断・放射線治療機器の更新がほぼ完了しており、全国でも有数の最高レベルの診療が行える体制が整っています。
CTはアジア初の2管球64列マルチスライスCT(MD-CT) Somatom Definitionとその上位バージョンのDefinition Flashに加えて320列MD-CT Aquilion ONE/Vision Editionが稼働しています。放射線治療計画用、IVR用を含めると、MD-CTは6台揃えています。MRIは3Tの最高機種を含めて計5台を揃えて、三次元画像診断をルーチン化しております。平成28年には日本で初めて放射線治療計画用MRI装置も導入し、臨床で活用されています。
治療に関しては、リニアック1台、トモセラピー2台とコンピューター治療計画装置11台を有しており、1台のリニアックは最高かつ最新機種であるTrue Beamです。またトモセラピーのうちの1台は、最新かつ最高機種であるRadixactであり、平成29年10月からアジア初として稼働しています。放射線治療計画のためのコンピューターは、これも最新・最高のものであるRay Stationが平成27年から日本初として稼働しています。Ray Stationは計7台保有しております。これらの装置を駆使して、頭部および体幹部の定位照射(ピンポイント照射)、強度変調放射線治療(IMRT)、小線源治療、温熱療法など、可能な治療はすべて行っております。
私はこれまで、主に放射線腫瘍学、生物学における診療、教育、研究に従事してきました。放射線治療の対象疾患はすべて診療しておりますが、なかでも脳腫瘍、肺がん、膵がん、悪性リンパ腫は従来から専門としております。最近はさらに前立腺がん、乳がん、食道がん、子宮がんなどの患者さんに対して幅広く、「切らずに治すがん治療」を推進しております。これらの疾患でお悩みの患者さんの受診を歓迎します。放射線増感剤・抗がん剤などの化学的治療効果修飾剤と放射線療法の併用は、当教室の重要なテーマですが、近年は樹状細胞療法などの免疫細胞療法とピンポイント照射の併用の基礎的研究と臨床的検討も開始しております。その他の画像診断で用いられる微量の放射線の生体への影響やピンポイント照射の放射線生物学的検討についても、基礎研究として行っております。

診療科の特色

放射線科医師の仕事は放射線治療と放射線診断に大別されます。放射線治療では、定位放射線照射(いわゆるピンポイント照射)および強度変調放射線治療(IMRT:部位により放射線の強度や形を変化させる治療)を積極的に行っています。最新のリニアック1台とトモセラピー2台を駆使して、これらの高精度放射線治療を行っていますが、全放射線外部照射治療における高精度治療の比率は約60%となっており、大学病院ではトップクラスです。勿論、小線源治療・放射線温熱療法・核医学治療にも対応しております。
放射線診断部門では、CT、MRI、RI、超音波検査で病気の診断を行っています。平成18年にはアジア1号機である二つのX線管球を搭載したX線CT装置(SOMATOM Definition:SIEMENS社)が導入され、冠動脈やヨード抽出画像など最新の画像が得られるようになりました。病気の診断の他には、画像下治療(インターベンショナルラジオロジー)として、血管造影、CT、超音波などの画像をガイドに様々な治療を行っています。

診療・治療に対する心がけ

放射線科では最先端の放射線治療関連機器をフルに活用し、患者さんが侵襲の少ない、最適な治療を受けられるよう心がけています。治療方針については、患者さんとの間で十分なインフォームド・コンセント(説明と同意)を行った上で治療を進めています。
診断部門ではCT、MRI、RI検査の評価を行い報告書を作成しています。画像診断機器がますます高度化し、画像診断も専門的な知識が必要になってきています。それらのニーズに答えられる体制を整え、正確、迅速に報告書を作成するよう心がけています。また共同利用により最新の診断機器を近隣の開業医の先生方にも利用して頂き、多くの患者さんに高度な画像診断を受けて頂ける体制作りを行っています。画像下治療(インターベンショナルラジオロジー)の分野では、血管造影機器を用いた血管塞栓術、血管拡張術、カテーテル留置術、さらにCT、超音波を用いた穿刺局所治療や生検術により、より低侵襲な治療が行えるよう修練しています。

主な疾患

  1. 肺がん、頭頸部がん、頭蓋内悪性腫瘍、子宮がん、前立腺がん、転移性骨腫瘍
  2. 肝細胞がん、喀血、閉塞性動脈硬化症、外傷による腹腔内出血、動脈瘤
  3. 転移性骨腫瘍 ・悪性リンパ腫など

主な治療法

  1. 放射線治療
  2. 画像下治療(インターベンショナルラジオロジー)
  3. 核医学治療(メタストロン・ゼヴァリン・ゾーフィゴ・ヨード)

スタッフ紹介

(平成29年11月1日現在)
役職 氏名 専門分野
部長・教授 芝本 雄太 放射線治療
中央放射線部副部長・准教授 石倉 聡 放射線治療
副部長・准教授 杉江 愛生 放射線治療、核医学治療
講師 小澤 良之 画像診断、核医学
下平 政史 画像下治療(インターベンショナルラジオロジー)、画像診断
中川 基生 画像診断、核医学
助教 何澤 信礼 画像診断、核医学
浦野 みすぎ 画像診断、核医学
村井 太郎 放射線治療
小川 正樹 画像診断、核医学
竹中 蘭 放射線治療
太田 賢吾 画像下治療(インターベンショナルラジオロジー)、画像診断
鈴木 一史 画像下治療(インターベンショナルラジオロジー)、画像診断
不破 英登 画像診断、核医学
病院助教 長谷 智也 画像下治療(インターベンショナルラジオロジー)、画像診断

外来担当者一覧



放射線科について詳しく知りたい方

放射線科では、特設サイトを運営しています。
放射線科についての詳しい内容は、
名古屋市立大学大学院医学研究科 放射線医学分野ホームページを参照ください。

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