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化学療法部




目標

一人ひとりのがん患者さんに最良の医療を提供します。

基本方針

  1. 医師、薬剤師、看護師、医療スタッフの連携によるチーム医療のもとに、安全、安心、安楽、有効、効率的な化学療法の実施に努めます。
  2. 患者さんに自立を支援するセルフケアを推進するとともに、化学療法に関する正しい情報提供に努めます。
  3. 他病院との連携を進め、良い点を共有化するとともに、がん専門医療従事者育成に努めます。

あゆみ

平成19年4月 病院中央部門として開設
平成19年5月 外来化学療法室(11床)オープン
平成20年2月 地域がん診療連携拠点病院の指定
平成20年10月 文科省がんプロフェッショナル養成プラン参画
平成24年5月 東棟(喜谷記念がん治療センター)2階へ化学療法室(30床)移設

スタッフ

医師:小松 弘和(部長)、岡本 泰幸(副部長)、吉田 嵩(臨床研究医)
薬剤師:黒田 純子(副部長)
化学療法室常勤スタッフ:当番医師1名、看護師7名、薬剤師1名、事務員1名

業務

  1. 院内化学療法の安全管理
  2. 外来化学療法室での化学療法の実施・運営・管理
  3. 院内のがん化学療法計画の審査・管理
  4. がん専門医療従事者育成のためのセミナー・研修コース実施
  5. 希少がん(原発不明がん、肉腫等)の診療

(外来)化学療法室とは

化学療法の多くは抗がん剤です。抗がん剤は緻密な副作用マネージメントの上で、より安全にがんを抑制あるいは根絶が可能になります。そのためには、がん専門の経験豊かな医療者によるマネージメントが求められ、医師のみならず薬剤師や看護師にもがん専門の医療知識・経験が必要になってきています。こういった高度ながん専門医療を円滑に行うためには専門職間のチームとしての協力体制が不可欠です。
これまで多くの化学療法が入院で実施されていましたが、吐き気止め、抗生剤、疼痛治療薬等の進歩により、外来でも5人に4人は安全に化学療法ができることがわかってきました。入院という制約された環境ではなく、「普段の生活を送りながら外来通院して化学療法を受ける」、そういう時代になってきています。その治療の舞台が、(外来)化学療法室です。

(外来)化学療法室の概要

場所:東棟(喜谷記念がん治療センター)2階

設備 設置数
面談室・薬剤師外来 1室
リクライニングチェア 15床
ベッド 15床(個室2床)
無菌製剤調剤用閉鎖型キャビネット 3台
安全キャビネット 1台
無菌製剤自動調製機 1台
トイレ 5室


(外来)化学療法室の特徴

  1. 完全予約制
    待ち時間の軽減とともに、専門スタッフが前日にすべての患者さんについて予習します。

  2. 抗がん剤オーダーの完全コンピューター化
    科学的に実証された化学療法の選択、抗がん剤の誤投与防止に極めて有用な環境です。

  3. 医師、薬剤師、看護師が常駐
    何かあったときに迅速な対応・処置が可能であるとともに、それぞれの専門職から適切なアドバイスをいつでも受けられます。

  4. 快適装備
    テレビ、ラジオ、CD、DVDが無料で使用できるだけでなく、体調によってチェアやベッドも利用できます。また、カーテンによりプライバシーの確保ができるようになっています。

  5. 電話相談
    がん治療中、わざわざ受診しなくても帰宅後に電話で化学療法室のスタッフにどんなことでも電話で相談が可能です(午前9時~午後5時)

  6. 緩和ケア外来、薬剤師外来併設
    こころやからだの痛みに対して、いつでも支援・ケアが受けられるよう、また、いつでもお薬について相談できるよう、緩和ケア外来、薬剤師外来が併設されています。

  7. 抗がん剤調製は薬剤師と自動調製機で100%対応
    抗がん剤の調製は、くすりの専門家である薬剤師により100%実施されています。また、抗がん剤自動調製機による抗がん剤自動調製の運用も行っています。

(外来)化学療法室の利用状況

平成28年度 診療科別利用状況

直近5年間の利用状況


研究会、勉強会等

  1. 名市大・市民病院合同WEB化学療法勉強会(がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン)
    開催頻度:年7回程度
    参加施設:名古屋市立西部医療センター、名古屋市立東部医療センター、名古屋記念病院、大同病院、蒲郡市民病院、豊川市民病院

  2. ラジオピアサポート(患者会「ミーネット」と協同で行うインターネットラジオ)
    開催頻度:年5回程度

  3. 希少がん診療のための「RAINBOWカンファランス」
    開催頻度:年2回程度(全国WEBカンファランス)

臨床研究等

  1. 手足冷却によるビンクリスチンの末梢神経障害の予防効果の検証
  2. 原発不明がんの初期診療における患者負担に関する研究
  3. 肺外神経内分泌腫瘍に対する小細胞肺がんに対する化学療法の有用性に関する研究
  4. CVポート穿刺時の疼痛軽減に対する貼付型局所麻酔薬の安全性・有用性に関する研究
  5. 抗がん剤による注入部位血管外漏出および注射部位反応の後方視的調査
  6. (R-)CHOP療法における経口摂取量の経時的変化 、栄養状態と予後に関する研究
  7. がん相談支援センターの相談業務の分類とがん患者支援法に関する研究