令和6年度 名古屋市立大学医学部附属みどり市民 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 26 20 38 84 204 292 656 866 273
年齢階級は10代から90代以上となっており、80代が一番多く、35%を占めています。次いで70代で約27%となっており、70代以上の患者さんが73%となっております。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(ハイフン)と表示しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
呼吸器科・アレルギー内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置2:なし 52 21.39 16.40 1.92% 84.02
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置2:なし 24 34.33 20.78 4.17% 86.42
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり-処置2:なし 22 3.14 3.03 0.00% 71.32
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし 10 12.00 12.95 10.00% 79.30
040110xxxx00xx 間質性肺炎-処置1:なし-処置2:なし - - 18.68 - -
呼吸器・アレルギー内科領域全般の診断・治療を行っています。
肺炎、誤嚥性肺炎が多くなっています。次いで肺の悪性腫瘍、肺炎の順になっています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(ハイフン)と表示しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等 78 45.18 25.29 2.56% 83.47
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等 38 19.74 21.38 2.63% 76.42
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)-手術なし 26 40.04 19.16 11.54% 83.69
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷-関節鏡下肩腱板断裂手術等 21 26.71 16.15 0.00% 61.76
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼-骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 17 20.06 14.04 5.88% 66.47
整形外科領域全般の診断・治療を行っています。
股関節・大腿近位骨折、膝関節症といった疾患の患者さんが多くなっています。次いで胸椎の順になっています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患-下肢静脈瘤手術等 37 2.00 2.66 0.00% 75.78
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置2:なし 21 19.52 10.18 4.76% 83.57
050163xx02x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等-処置2:なし - - 15.93 - -
050161xx9900xx 大動脈解離-手術なし-処置1:なし-処置2:なし - - 16.32 - -
050163xx03x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置2:1あり - - 14.96 - -
静脈やリンパ管疾患の手術や、非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤のステントグラフト内挿術を実施しているます。続いて手術を実施していない大動脈解離の症例も取り扱っています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(ハイフン)と表示しています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害-手術なし 12 13.08 4.67 0.00% 73.50
030428xxxxx0xx 突発性難聴-処置2:なし - - 8.21 - -
080010xxxx0xxx 膿皮症-処置1:なし - - 12.98 - -
030390xx99xxxx 顔面神経障害-手術なし - - 8.50 - -
010040x099010x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:あり-副病:なし - - 25.90 - -
耳鼻咽喉科領域全般の診断・治療を行っています。
前庭機能障害の患者さんが多くなっています。次いで突発性難聴、膿皮症や、顔面神経障害の順になっています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(ハイフン)と表示しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり 57 2.00 2.45 0.00% 75.02
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置2:なし 30 5.97 6.81 0.00% 79.13
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患-経尿道的尿路結石除去術-副病:なし 25 3.72 5.16 0.00% 60.52
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等-経尿道的前立腺手術等 22 5.86 7.77 0.00% 73.91
110200xx03xxxx 前立腺肥大症等-経尿道的前立腺吊上術等 - - 5.66 - -
泌尿器科領域全般の診断・治療を行っています。
前立腺がん、膀胱腫瘍、に対する膀胱悪性腫瘍手術、上部尿路疾患に対する経尿道的尿路結石除去術を中心に診察を行っています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(ハイフン)と表示しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 63 12.52 17.33 1.59% 84.78
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:1あり-処置2:なし 26 2.00 3.07 0.00% 76.77
050130xx9902xx 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり 20 38.40 23.96 0.00% 84.85
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし 17 2.82 4.18 0.00% 73.53
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:2あり-処置2:なし 16 2.38 3.27 0.00% 81.38
循環器内科領域全般の診断・治療を行っています。
循環器内科では心不全、狭心症が多くなっています。
心臓カテーテル検査を中心に診療しております。
平均年齢は80歳以上が大多数を占めており、高齢者の患者さんが多い診療科となっております。
内分泌・糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-処置2:1あり 16 16.13 13.77 0.00% 75.69
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置2:なし 10 76.50 20.78 30.00% 87.20
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害-手術なし - - 9.83 - -
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡-処置2:なし-副病:なし - - 13.07 - -
100250xx99x20x 下垂体機能低下症-手術なし-処置2:2あり-副病:なし - - 4.20 - -
内分泌・糖尿病内科領域全般の診断・治療を行っています。
合併症を伴った2型糖尿病の患者が多くなっています。
次いで誤嚥性肺炎、高カリウム血症などのその他の体液・電解質・酸塩基平衝障害、糖尿病性ケトアシドーシスの順になっています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(ハイフン)と表示しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 216 2.10 2.57 0.00% 70.89
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等-処置2:なし-副病:なし 23 8.44 8.88 0.00% 77.52
060035xx99x0xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-手術なし-処置2:なし 16 2.69 7.91 0.00% 72.56
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置2:なし 14 40.21 20.78 21.43% 85.86
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎-処置2:なし 11 5.00 5.55 0.00% 58.09
消化器領域全般の診断・治療を行っています。
胆石・胆管炎の治療や内視鏡検査、大腸ポリープ・粘膜切除術を多く行っています。
消化器・一般外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 55 3.38 4.54 0.00% 71.36
060335xx0200xx 胆嚢炎等-腹腔鏡下胆嚢摘出術等-処置1:なし-処置2:なし 13 6.85 7.05 0.00% 62.15
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:なし 11 16.82 14.81 0.00% 73.64
060150xx03xxxx 虫垂炎-虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 10 5.00 5.32 0.00% 52.40
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など)-腹腔鏡下胆嚢摘出術等 - - 5.99 - -
消化器・一般外科領域全般の診断・治療を行っています。
鼠径ヘルニア、胆嚢炎の手術症例の患者さんが多くなっています。次いで結腸の悪性腫瘍、虫垂炎の順になっています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(ハイフン)と表示しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 13 - 1 8
大腸癌 - - 11 - 58 - 2 9
乳癌 - - - - - - - -
肺癌 - - - 11 46 - 1 8
肝癌 - - - - - - 2 6
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
罹患率の高い5つのがん(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)を病期(ステージ)ごとに集計したものです。
5大癌について、胃癌、大腸癌、肺癌、肝癌の診断、手術、化学療法の治療を名古屋市立大学病院とも連携し、診療を行っています。
その他、乳がん、子宮癌、前立腺癌、膀胱癌などの癌にも対応しています。
一連の治療機関に入退院を繰り返した患者さんは延べ患者数としてカウントしています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(ハイフン)と表示します。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 19 6.79 59.32
中等症 86 17.56 78.76
重症 11 30.09 82.64
超重症 - - -
不明 - - -
市中は肺炎とは、医療施設以外で生活を行っていた人に発症する肺炎です。重症度分類(A-DROPスコア)は、年齢・脱水症状・酸素の濃度・意識障害・血圧の5つの指標を基に、軽症から超重症の4段階に分けられ、当院では中等症の方が中心となっています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(マイナス)と表示します。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 19 32.26 78.79 7.14%
その他 9 25.89 76.00 10.71%
脳梗塞の患者について発症日別の患者数、平均在院日数(入院から退院までの日数)、平均年齢、転院率を示しています。
当院では、3日以内に発症した患者さんが68%を占めています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) etc. 55 1.84 42.09 3.64% 81.15
K0821 人工関節置換術(膝) etc. 53 1.74 22.30 5.66% 75.83
K0811 人工骨頭挿入術(股) etc. 41 2.27 39.32 2.44% 82.88
K0462 骨折観血的手術(前腕) etc. 15 3.33 31.13 6.67% 60.73
K0463 骨折観血的手術(鎖骨) etc. 15 2.60 21.73 0.00% 60.87
整形外科では骨折観血的手術と人工関節置換手術が多くを占めています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-6 下肢静脈瘤血管内塞栓術 28 0.00 1.00 0.00% 76.50
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 18 2.33 10.33 5.56% 83.11
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 - - - - -
K5612ハ ステントグラフト内挿術(腸骨動脈) - - - - -
K5607 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(その他)) - - - - -
心臓血管外科では菓子静脈瘤に対する血管内塞栓術や非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤のステントグラフト内挿術を実施しています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(マイナス)と表示します。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 33 0.76 4.24 0.00% 79.21
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 25 0.12 2.72 0.00% 60.00
K841-22 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ツリウムレーザーを用いる) 22 0.05 4.82 0.00% 73.91
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 11 1.73 8.91 9.09% 77.27
K841-6 経尿道的前立腺吊上術 11 0.00 9.27 9.09% 79.45
泌尿器科では膀胱悪性腫瘍手術が最も多く、次いでレーザーによる経尿道的尿路結石除去術を実施しています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 19 8.00 6.95 5.26% 77.58
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 13 1.69 3.08 0.00% 80.62
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) - - - - -
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 etc. - - - - -
K0811 人工骨頭挿入術(股) - - - - -
循環器内科では狭心症や心不全に対し冠動脈ステント留置術を実施しています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(マイナス)と表示します。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 224 0.14 1.04 0.00% 70.46
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 18 2.28 7.33 0.00% 79.61
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 14 0.14 1.21 0.00% 73.86
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの - - - - -
消化器内科では大腸ポリープに対する内視鏡による切除術を多く実施しています
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(マイナス)と表示します。
消化器・一般外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 51 1.04 1.26 0.00% 70.33
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 24 1.25 4.25 0.00% 61.04
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍手術 etc. 13 5.39 14.15 0.00% 75.00
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 10 0.80 3.20 0.00% 52.40
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
消化器・一般外科では腹腔鏡下の手術を中心に実施してり、腹腔鏡下鼠径ヘルニアが上位を占めています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(マイナス)と表示します。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 10 0.41%
180010 敗血症 同一 - -
異なる 17 0.69%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 11 0.45%
異なる - -
・4つの診断群分類番号について、入院契機と同一か異なるかに区分して、全退院患者さんに対する発生率を示しています。
・入院契機となった傷病名と異なる場合、別疾患の治療中に発症したことを示しています。
※厚生労働省が定めた集計条件により、患者数10未満の数値は-(ハイフン)と表示します。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
291 287 98.63%
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を実施した退院症例のうち、肺血栓塞栓症の予防(弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧圧迫装置の利用等)が実施された症例の割合の集計となります。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
745 501 67.25%
血液内の病原菌の有無を調べることを「血液培養検査」といいます。
病原菌は血流内に常時存在するわけではないため1セットで実施した場合、陽性時に真の感染なのかコンタミネーションなのか判断できないため2セットでの検査が推奨されています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
287 244 85.02%
治療開始前の細菌培養検査により,原因菌を特定し最適な抗菌薬を選択することができます。
抗菌薬投与後は正確な原因菌の検出が困難となるため,治療開始前の検体採取が重要です。
また,初期治療の適切性を評価し,必要に応じて治療方針を見直すことができます。
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
38,935 128 3.29‰
入院中の環境は自宅とは異なり、患者さんは病気や怪我によって体力や運動機能が低下していることが多く、特に高齢者の場合は加齢による身体的・認知的な能力の衰えが加わります。さらに、睡眠薬などの服用によってふらつきが生じることもあり、これらの要因が重なることで転倒や転落の危険性が高まります。
加えて、慣れない病院の環境そのものが、患者さんの動作に不安定さをもたらし、事故のリスクをさらに増加させます。転倒・転落によって骨折や頭部外傷などの重篤な傷害を引き起こす可能性があるため、医療現場ではこれらの事故を未然に防ぐことが極めて重要です。
そのためには、病室や廊下などの物理的な環境を整えるだけでなく、患者さんの状態に関する情報をスタッフ間で共有し、看護師・医師・リハビリスタッフなど多職種が連携して、包括的かつ効果的な予防策を講じることが求められます。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
428 426 99.53%
手術に際して予防的に抗菌薬を投与するのは、手術部位感染(SSI)の発生リスクを低減するためです。これは、手術中に細菌が創部に侵入し、繁殖するのを防ぐことを目的としています。
さらに、抗菌薬の効果を最大限に発揮させるためには、手術開始時点で血液や組織内に十分な濃度の薬剤が存在している必要があります。そのため、抗菌薬の投与は手術開始の1時間以内に行うのが望ましいとされています。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
- - -
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
1,911 38 1.99%
高齢者の栄養管理は、入院中の治療やリハビリだけでなく、退院後の生活の質にも深く関わるため、非常に重要とされています。特に65歳以上の患者に対しては、入院初期の段階で栄養状態を把握するためのアセスメントを実施することが不可欠です。
栄養状態を早期に評価し、適切な栄養介入を行うことで、入院期間の短縮や回復の促進、さらには予後の改善にもつながります。そのため、栄養管理は栄養部門だけに任せるのではなく、医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフなど、複数の専門職が連携して取り組むことが求められます。
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
38,935 3,024 7.77%
身体拘束とは、抑制帯や紐などの器具を用いて、患者さんの身体や衣類を一時的に固定し、行動を制限する行為を指します。この措置は、転倒・転落の防止、点滴や経管栄養チューブの自己抜去の回避、自傷行為や他者への危害の防止など、患者さん自身や周囲の安全を守るために必要とされることがあります。
ただし、身体拘束は患者さんの尊厳を損なう可能性があるため、真にやむを得ない場合に限って実施されるべきものとされています。不要な拘束を避けることが、患者さんの人権を尊重する上でも重要です。
そのため、医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフなどの多職種が連携し、身体拘束の実施状況を把握しながら定期的な見直しを行い、患者さんの状態を多面的に評価することで、拘束以外の代替手段を模索し、可能な限り身体拘束を減らす取り組みが求められます。
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