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着床前遺伝子スクリーニング(PGS)について


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「原因不明習慣流産(反復流産を含む)を対象とした着床前遺伝子スクリーニング(PGS)の有用性に関する多施設共同研究のためのパイロット試験」
および
「反復体外受精・胚移植(ART)不成功例を対象とした着床前遺伝子スクリーニング(PGS)の有用性に関する多施設共同研究のためのパイロット試験」

試験の目的

不妊治療技術のひとつである体外受精・胚移植法は、一般不妊治療として広く行われるようになり、わが国では年間4万人の赤ちゃんが体外受精・胚移植などの高度生殖補助医療により生まれています。最近では、治療を受ける女性の高齢化などにより、何回治療してもなかなか妊娠に至らない例や、流産を繰り返して赤ちゃんが産めない例が増えてきました。この理由のひとつに受精卵の染色体異常があります。染色体数に異常があると、着床しなかったり流産したりしてしまいます。
そこで、最新の遺伝解析技術を用いて受精卵の染色体数を調べ、数の異常がない受精卵を子宮に戻すことで、妊娠率、出産率を高め、流産率を減らそうという試みが行われるようになってきました。この解析技術を着床前スクリーニング(PGS)と呼び、日本産科婦人科学会は倫理的理由からPGSを行わないようにしてきましたが、欧米ではすでにかなり以前から行われています。この方法は、理論的にはうまく行きそうに見えますが、実は本当に出産率が高まるのかについてはまだ結論が出ていません。
そこで、体外受精・胚移植を繰り返してもうまくいかない方を対象として、PGSが有効かどうかを調べようというのが本試験の目的です。
PGSの有効性を調べるために、PGS実施群と非実施群に無作為に割り付けて出産率を比較する手法が最も信頼性の高い研究方法です。このような方法をランダム化比較試験といいます。
しかし、このランダム化比較試験を行うにも、一体何人の人に参加して貰えば正しいデータが得られるのかも分かっていません。そこで、まず少人数の方に参加していただき、本試験で何人の参加者が必要かなどを計算するための予備試験を行います。こうした予備試験をパイロット試験と呼んでいます。

試験に参加できる方

治療周期開始時期の満年齢が35歳~42歳の方で、不妊治療における体外受精を実施していて、お子さんが一人もいない方のうち、臨床研究の参加に配偶者と共に文書による同意が可能な方で、以下の①もしくは②に該当する方

1. 習慣流産PGS臨床試験

  • 2回以上流産を経験
  • 不妊症のため体外受精を実施している
  • 過去の流産において胎児の染色体異常が確認されている
  • 女性の年齢が35歳から42歳

2. 体外受精反復失敗例PGS臨床試験

  • 不妊治療における体外受精を実施しており、日本産科婦人科学会の定める体外受精適応基準に合致している
  • 携帯良好胚を移植しても3回以上妊娠していない
  • 臨床的妊娠をしたことがない
  • 女性の年齢が35歳から42歳

参加方法

  • この試験への参加を希望される方は、当院産科婦人科での外来受診(木曜初診)が必要です。
  • 夫婦染色体異常、子宮奇形、抗リン脂質抗体症候群の方は対象となりません。今までの検査結果を記載した紹介状をお持ちください。
  • この試験参加に係る費用は、自費負担となります。
  • それぞれの臨床試験は全国で40人が対象となります。受診していただいても実施できない場合があります。
  • 予約をされた場合でも待ち時間が長くかかることがあります。
  • 当科には様々な疾患の患者さんが受診されています。お子様連れの受診はご遠慮いただいておりますのでご了承ください。

費用

約40万円~(解析する細胞数により個別に変わります)

お問い合わせ

電話番号 052-851-5511(代)まで
受付時間 火曜日・水曜日・金曜日 15時30分~16時30分まで
※月曜日・木曜日は診療・検査の都合上、対応いたしかねますのでご了承ください。
※「この試験の対象か否か」や「予約の空き状況と予約が可能か否か」についてはお答えできません。

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