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流産検体を用いた染色体検査


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概要

1) 対象
・今回妊娠で流産を来し過去に1回以上の流産歴がある患者。臨床的に流産と診断されるも子宮内に流産胎児、絨毛が残存している場合。
・過去に2回以上流産を反復している不育症患者については、次の妊娠前に不育症原因検策スクリーニング(抗リン脂質抗体検査、子宮形態検査、夫婦染色体検査、内分泌代謝検査、血液凝固系検査など)を行ない原因を特定しておく。
2)胎児(胎芽)・絨毛の採取
・子宮内容除去術(流産手術)により子宮内容物(胎児(胎芽)・絨毛)を無菌的に採取する。
・組織を生理食塩水に浸し、実体顕微鏡下で母体血液・脱落膜組織などを可及的に除去し絨毛組織のみを培地(AmnioMAXⅡ)の入ったフラスコに移し、CO2 インキュベーターに入れ培養開始する。
・フラスコからカバーガラス入りのディッシュへの株分後、カバーガラス一面に細胞増殖がみられたら分裂中期細胞(メタフェーズ)を得るためにディッシュにコルセミドを添加。
・その後、低張処理・カルノア固定・細胞展開・細胞乾燥・ギムザ染色を行う(G-Banding法)。
・ギムザ染色された分裂中期細胞(メタフェーズ)が付着しているカバーガラスをマリノー
ルでスライドガラスに封入する。顕微鏡下で封入後のスライド標本を観察し、染色体分析可能な分裂中期細胞(メタフェーズ)数を確認する。細胞数が十分であれば分析に入り、足りなければフラスコの培養を再開する。
・20 細胞分析を行う。モザイクや母体細胞混入の疑いがある場合は細胞分析数を増やす。
3)分析結果の評価とその後の検査計画策定

適用

自然流産(自然流産の既往歴を有するものであり、かつ、流産手術を実施したものに限る。)

費用

38,500円

「流産検体を用いた染色体検査」に関する助成事業

厚生労働省「不育症に関するプロジェクトチーム」での検討を重ね、同チーム報告書から助成金の創設が提示されました。本先進医療技術を受ける患者さんは、1回につき5万円を上限として助成金を受け取る申請ができます。
詳細は、厚生労働省及び申請窓口となる各自治体のホームページをご参照ください。


厚生労働省 不育症対策に関するプロジェクトチーム
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212242_00005.html
厚生労働省 不育症検査助成事業
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047270_00001.html

愛知県の助成事業に関するページ
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/huikujosei.html

名古屋市のの助成事業に関するページ
https://www.city.nagoya.jp/kodomoseishonen/page/0000142811.html

岐阜県の助成事業に関するページ
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/3344.html

三重県は以下に直接ご連絡下さい
担当部署:子ども・福祉部子育て支援課母子保健班
電話番号:059-224-2248